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日本と海外メディアの違い [日々の暮らし]


日本のニュースをテレビで見ていて最近疑問に思うことが
いくつかあります。たとえば、以下はその一例です:

1 以前は東京駅や新宿駅の朝の通勤客が映し出される方が
多かったのに、なぜ最近は品川駅?

2 失業率や各種データを報道する際、東京駅丸の内口の
雑踏の、人々の「足もと」が映し出されたり、
上空からヘリで撮影された東京全景の映像が多い。なぜ?

3 コロナの日々の感染者数の報道時は、都道府県別に
数字が表記された日本地図が映し出される。私としては
感染者の数よりもワクチンの有無や感染経路の方が知りたい。
なぜ数字だけ?

このような具合です。なぜこうしたことを疑問視するかと
言いますと、日頃携わっているCNNの報道映像とは
異なるからなのですね。

たとえば、「1」の場合、「ニューヨーク・セントラル・
ステーション」や「ロンドン・ヴィクトリア駅」が
頻繁に画面に出てくることは海外報道であまりありません。

「2」のように数字が出てくるニュースであれば、
数字だけを大きく画面上に表します。

「3」のコロナに関しては、アメリカ全体の地図上に
増減を色の濃淡で表すぐらいです。むしろワクチンの有無に
ついての情報を付け加えています。

他にも、たとえば「日本のニュース番組では、おしゃれな
セット」のようなスタジオが出てきます。
モデルルームのような感じです。一方、CNNではたいてい
画面にキャスターの上半身がアップで映し出されるので、
セットはあまりありません。

日本ではロングヘアの女性キャスターですと、
ヘアスタイリストさんが丁寧にセットして、毎回
違うスタイルで登場することが多いですが、
アメリカやイギリスはそんな印象がないのですね。

最後にもう一つ気づいたこと。

リモートでゲストが出演する際、海外の場合、
多くが真正面のカメラ(自宅PC備え付けのカメラ)を
しっかり見ています。それにより、視聴者の目を見て
語りかけているような印象となります。

一方、日本の場合、PCのカメラよりも、つい
自宅PC画面上のキャスターを見ているからなのでしょう。
視線がカメラよりも下に行っているのですよね。

こうした「なぜ?」という疑問を比較してみると、
興味深いなと思います。
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