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ペアルック? [英語]


最近街中を歩いていてふと気づいたことがあります。
それは「同系色で洋服を揃えて歩いているカップルや
親子が多い」ということです。

必ずしも同じものではなく、たとえば上が白、下が
ジーンズという感じでゆるーく揃えているのですね。

考えてみればファッション誌の特集を読むと、
親子で揃えるというコーデが出ていましたっけ。
今はそういう時代なのでしょうね。

ちなみにペアは英語でpairですが、語源はラテン語の
pariaで「等しい」という意味だそうです。compareも
同じ語源です。そう言えばイギリスで暮らしていたころ、
お隣の家に「オペア」と呼ばれる住み込みの学生さんがいました。
これはau pairというフランス語から来た単語で、
英語学習のために住み込みとなり、育児や家事を手伝う
学生を指します。

もう少し英語で補足を。倍数の呼び方です。

1倍 single
2倍 double
3倍 triple
4倍 quadruple
5倍 quintuple

という具合でさらに続いていきます。興味のある方は
調べてみて下さいね。
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単語あつめ [英語]


子どもの頃から色々なものを集めてきました。
幼少期はグリコのおまけ(食べ過ぎて幼児期から
歯科通院・・・)、小学校2年からは切手、
その後テレカ、オレンジカード(ああ、今の若い人には
通じないかも)などと変遷していきました。
今でもJR線の駅改札に設置されている「駅スタンプ」を
見ると、手帳の余白ページについつい押してしまいます。
「たまっていくこと」「デザインの美しさ」などが私にとって
非常に魅力的に映るのですよね。

一方、英語に関しても「あつめること」に
こだわっているものがあります。それは「英単語」です。

先日のこと。スマホのラジオアプリでBBC Radio 4という
時事関連の多い局を聞いていた所、知らない単語や
表現がたくさん出てきました。ちょうど自宅に
いたのですが、英語学習用のノート(ちなみに私は
通訳現場で使うノートに英語関連のことは
一元化しています)が手元になかったため、
慌ててテキトーなメモ用紙を取り出しました。

いやあ、面白い表現が出てくる出てくる!いえ、
「オモシロイ」というよりも、単に私自身が
知らないだけで何の変哲もない単語ではあるのでしょう
けれども、「未知=楽しい」というマインドになるのですね。

この日、殴り書きしたのは、

fault line 深刻な結果をもたらしかねない意見の相違
on the back foot 尻込みして
at a low ebb 衰退期で
capitulate to demands 要求に屈する

などでした。意味をこのメモ用紙に書き添えたら、
あとはノリでノートに貼りつけるだけです。
暗記しようなどとは思わず、もはやコレクションです(笑)。
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楽しいニュース [英語]


先日久しぶりにBBC Radio 4を聞きました。
今はアプリで日本でも聞けるので、現地の様子が分かり、
とてもありがたいです。私が聞いた時間帯はちょうど
ロンドンが午前2時ごろ。Radio 4は夜中になると
BBC World Serviceと同一放送になります。よって、
ニュースも世界の話題が多く出てきました。

わずか5分ほどのニュースなのですが、BBCの場合、
簡潔に世界各国のニュースを伝えてくれますので、
今、世の中で何が起きているかがわかります。
その日のトップニュースはインドのコロナウイルスの話題。
それ以外にも何かと暗いニュースが続きました。

ただ、興味深かったのは、最後の話題が明るいニュース
だったことなのですね。具体的には、「スウェーデンで
遺跡が偶然にも見つかった」というものでした。

耳を傾けてみると、「たまたまオリエンテーリングの
準備ために森の中を歩いていたところ、青銅器時代の
お宝が見つかった」というものでした。

https://www.bbc.com/news/world-europe-56943432

今から2500年ほど前のものだそうです。

写真を見ると、実に良い保存状態で残っていたことがわかります。

何かと心が沈む話題が多い昨今ですが、このようにして
最後に気持ちが上がるトピックが出てくると
嬉しくなります。
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料理法と英語勉強法 [英語]


4月第3週目の日経夕刊「人間発見」は
料理研究家・土井善晴さんでした。土井さんは
土井勝さんの息子さんです。
連載第4回目の木曜日が特に印象的でした。
心に残った箇所をいくつか引用します。

「(NHK『きょうの料理』に出る際)番組で心がけているのは、
視聴者に『それなら作ってみよう』と思ってもらえる料理を
紹介することです。」

→私自身、通訳の勉強法を受講生に伝える際、
あまり難しい方法よりも、「やってみようかな」と
思えるようなメソッドを紹介したいと考えています。

たとえば単語リストを作る際、「型」から入ろうと
すると、最近は単語暗記アプリやエクセルなど色々なものが
ありますよね。それこそ、長所短所を調べ始めてしまい、
結局何もすることなく一日が過ぎてしまった・・・と
なりかねません。私がお勧めしているのは、
ノートでもコピー用紙の裏紙でも良いので、
それを縦半分または4分割に折って、
折れ線の左側に英語、右側に日本語訳を書く、というもの。
とにかく迷っている間にどんどん書いていく方が
結局は勉強したことになります。

引き続き土井さんの文章です。

「家庭料理はそもそも工夫しすぎない方が大切だと
思います。」

→これも英語学習法に当てはめることができます。
工夫し過ぎて始めてしまうと、それを継続することが
難しくなった場合、挫折しやすくなると思うのですね。
簡単に取り組める方法の方が良いと私は考えます。

「『おいしい』にしばられ、『プロの味』を目指す必要は
ありません。おいしいという結果を先に求められると、
料理を作るのが苦しくなります。」

→「正しい学習法」に縛られたり、「TOEIC満点取得者の学習法」
「成功する人の勉強法」などを目指すと辛くなってしまいます。
正解を求めすぎると苦痛になるものです。

お料理と英語学習。一見かけはなれていますが、
色々と共通点はあると感じています。

(日本経済新聞夕刊2021年4月15日木曜日)
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世界のニュース [英語]


まだインターネットが世に出ていなかったころ、私は
海外ニュースにとても飢えていました。
1980年代半ばのころです。せいぜい日本で売られている
英字新聞ぐらいは手が届いたのですが、TIMEや
NEWSWEEKなどは値段もそれなりにしたため、
めったに手に入れられませんでした。

一方、リアル音声でニュースを聞く唯一の手段は
米軍向け放送のAFNぐらい。あとは短波ラジオで
ひたすら周波数に合わせて、ビービーガーガーいう
音から英語ニュースを拾うぐらいでした。
とにかく手間のかかる時代だったのですよね。

飯田橋にはBritish Councilがあり、そちらにも
随分お世話になりました。当時は一階にライブラリーがあり、
そこでBBCのビデオを借りられたのです。
イギリスと日本はビデオの方式が異なるのですが、
そのビデオはちゃんと日本の方式に合うように
セッティングされていました。

ビデオテープ1本にはおよそ3時間分(?)ぐらいの
映像が詰まっており、ニュースやドキュメンタリー、
確かドラマやコメディなども入っていたように記憶しています。

こちらを借りて、自宅で再生するのが私にとっては
大いなる楽しみだったのです。

あれから時代は大幅に進歩し、今ではいつでもどこでも
海外のラジオ局や動画などを楽しめます。
私はネットラジオが今、お気に入りで、
最近はBBC World Serviceをよく聞いています。
かつては短波放送でしか聞けなかったこの局も、
こうして手軽に楽しめるのですよね。

欧米だけでなく、南米やアフリカなどのニュースも
まんべんなく取り上げられています。世界情勢を
知る上で、貴重な情報源です。
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楽しい趣味 [英語]


この仕事をしているがゆえに、ほぼ無意識に習慣として
いることがあります。いくつかご紹介しましょう。

1.略文字を放っておけない

たとえばWHOとかUNSG、WFPなどといった略称を見ると、
どうしても英文の書き下し文と日本語の正式名称を
知りたくなります。
WHOならばWorld Health Organization(世界保健機関)、
UNSGはUnited Nations Secretary-General(国連事務総長)、
WFPはWorld Food Programme(世界食糧計画)ですよね。
さらに職業病なのか、WHOのorganizationのスペルは
zかsか気になりますし、機関か機構かで身構えます。
Secretary-Generalの単語の間にはハイフンがあったかチェックしますし、
WFPのprogrammeはイギリス式スペルであることにも注目します。
こういう細かい部分まで見るというのは、さながら
骨董品鑑定士かとさえ思えてきます。

2.つい訳してしまう

たとえば出先で英語の店名を見かけると、訳したくなります。
店名のみならず、商品名しかりです。たとえば「家族商店」
「上司」「みずがめ座」「星金」という具合。
見慣れないアルファベットであれば、「元は何語?フランス語?
ラテン語?」などと気になります。たとえば某駅ビル名で
元はフランス語の「魅力(attrait)」から来たものもあります。
調べずにはいられません。

3.校正作業をしてしまう

たとえば公共の場の英語表示を見た際、英文法的に正しいか
どうしても気になります。「ん?この英語だと
ニュアンス的に微妙なのでは?」と思ってしまうと、
「うーん、私ならこう訳すけど・・・」とあれこれ
考えてしまうのですね。具体例で言いますと、長年気になっているのが、
「おむつ替え台」に書かれている"Caution, drop!"です。
意味は「転落のおそれあり」で、要は赤ちゃんから目を離さないで
というものです。けれども私の解釈ではどうしても、

「はーい、気をつけて!右ヨシ、左ヨシ、
はい、落としましょう!ドーン!!」

となってしまうのです。うーん、考えすぎ??
・・・と思って今、調べたら、この表示は何かと
すでに話題になっていました。

****

というわけで、こと英語となるとつい湧き出てしまう
習性を今日はご紹介しました。当の本人にとっては、
タダで出来る、きわめて大真面目で楽しく有効な趣味となっております。
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スポンサー [英語]


先日、テニスのATPカップ2021のお仕事を頂きました。
男子国別対抗戦で決勝戦はロシア対イタリア。
ロシアが圧倒的な強さを見せて優勝しました。

控室で試合をずっと見ていたのですが、そのとき
目に入ってきたのが、スポンサー名。今年は
KIAが一番目立つところに掲げられていました。
韓国の起亜自動車です。調べたところ、韓国第2位の
自動車メーカーだそうです。

「あれ?確か以前の起亜のロゴは丸型だったのでは?」
と思い、調べたところ、2019年にロゴマークを変えていました。

https://designsense.site/2019/03/11/kia-new-logo/

日本ではあまり見かけない起亜ですが、イギリスに暮らしていたころは
起亜や現代自動車は結構走っていましたね。

ところで、テニスコートやサッカー競技場など、
テレビで中継される際に私が注目するのは
スポンサー名です。以前は日本のメーカーがずいぶん
あったようですが、やはりここ数年は日本の経済状態を
反映させているのでしょう。日本に変わって韓国や
中国、また、中東の会社名が目立っています。

なお、「スポンサー」は英語でsponsorです。
ATP Cupのオフィシャルサイトを見たところ、

"The ATP Cup is proudly supported by ..."

とありました。supported byという英語を用いています。

一方、他のフレーズとしては、

"This program is brought to you by ..."

などもあります。

「スポンサー」という語で思い出すのは、イギリスの
小学校時代におこなった募金活動です。
たとえばsponsored walk やsponsored runなど、
自分で目標を決めて家族や近所の方に応援してもらうのですね。
完歩・完走すればお金を出してもらい、それを
慈善団体に寄付するという仕組みです。
小さいころからそうした「寄付」という概念があることに
とても感心したのを覚えています。

ただ、私が通っていた学校内でとある生徒が「sponsored silence(要は
ひと言もしゃべらない)をやる!」と言い出した時は、
さすがに先生方がストップをかけました(笑)。

検索したところ、イギリスではこうしたスポンサー活動を
まとめたサイトもあります:

https://www.timeoutdoors.com/events/walks/sponsored

コロナでも続けているところが素晴らしいです。
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マイバッグ [英語]


昨年レジ袋が有料化されて以来、マイバッグ持参も
随分普及してきたように思います。実は私は昔から
袋を頂くのが苦手でした。と言いますのも、
デパートやファッションショップの紙袋や
ビニール袋などは本当におしゃれで、そのまま
捨てるにはあまりにももったいないのですよね。
よって、「いつか使うかも」「お友達にプレゼントや
お持たせを入れる際に重宝するから」と思い、
クロゼットの中にため込んでいたことがありました。

でも、こうした袋というのは使うようでいて案外
使わないことが判明。その後の片付けブームもあり、
私も思い切って処分してしまいました。

「袋はあるので結構です」と自分自身、言い始めたのは
いつなのか振り返ってみたところ、記憶にあるのは
中2のとき、イギリスから帰国して間もないころでした。

イギリスでは当時からあまり袋に入れる習慣が
なく、本を購入した際にはレシートを挟んで手渡されて
おしまい。袋の有無を問われてイエスと答えれば
頂ける、という具合でした。

ですので帰国直後、書店で本を買い、頼んでいないのに
カバーをつけられることに違和感を覚えてしまったのですね。
そこで、「鞄があるので、カバーは結構です」と
お伝えしたところ、「では、このレシートをお店の外に
出るまで保管してください」と言われました。
カバーや袋は当時、盗難防止の目印でもあったのです。

そのような時代を経た今は袋も有料化され、
色とりどりのマイバッグが市販されるようになりました。
パッと畳めるタイプやレジかごにぴったりなサイズなど、
本当によく考えられたものが見受けられます。
私もレジかごサイズと瞬時に畳めるものを持っています。

ところでマイバッグは和製英語です。
和英辞書を引くとreusable shopping bagとあります。
ですので「マイバッグはお持ちですか?」ともし店員さんが
英語で尋ねる際には、"Do you have my bag?"では
ヘンになりますよね。「えっ?レジ係さんのバッグ、
私、持ってない~」となりかねません。

そう言えば「マイナンバー」「マイボトル」
「マイカー」「マイホーム」などが日本語にはありますよね。
いつごろから「マイ○○」という表現が広まったのか
個人的には気になります。
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「適量」の適量とは? [英語]

先日、化粧品のラベルを何気なく見ていた際、
とある表記に目が行きました。

「適量」

です。

コスメや塗り薬などを見てみると、「適量を手に取り」
と書かれていますよね。でも「適量」とは
具体的にどれぐらいの量なのでしょうか?
人によりけりなのではないかとふと考えてしまったのです。

乳液やローションなどには「適量」と書かれていますが、
ヘアムースには「ピンポン玉1個分」とあります。
今、探したところ、乳液でも「500円玉大」と出ているものも
ありました。

こうなるとますます気になってきます。

では歯磨きは?

こちらはもうあまりにも当たり前という
前提なのか、使い方すら書いてありませんでした。
一方、ハンドクリームは「適量」、
チューブ式洗顔料は「適量(2-3センチ)」、
クリーム状メイク落としは「適量(さくらんぼ大)」と
書かれていました。これまでのところ、
ピンポン玉と500円玉とさくらんぼを発見!

一方、レシピを見ると、特に塩・胡椒などの
味付けに関しては「適量」表示が多いですよね。
気になったので、イギリスのレシピを見てみたところ、
日本のような「塩・胡椒 適量」という表示は無く、
"season to taste"(調味料などで好みの味付けをする)という
フレーズが見受けられました。
たとえばこちら:

https://www.bbcgoodfood.com/recipes/cauliflower-soup

ちなみに日本料理を英語で書いたレシピを探したところ、
NHK Worldのサイトを見つけました。

https://www.nhk.or.jp/dwc/recipes/detail/469.html

上記はけんちん汁のレシピですが、材料の欄には
black pepperとあり、手順のところには
add black pepper to tasteと表記されています。

いや~、おもしろい!!

では「適量」の英訳は?辞書を引いたらこれまた新発見でした。
みなさんもぜひ辞書で調べてみてくださいね。沢山ありました!
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発音・単語あれこれ [英語]


先日LINEで「ファイト~」と入れたら、"fight!"と書かれた
イラストスタンプが出てきました。日本では
「ファイト=頑張って」という意味で使われますが、
このスタンプをそのまま英語圏の方にもし送ったら、
本当に「戦い」という意味に解釈されそうです。

そう言えば先日、AFN(米軍放送)を聞いていたら
日本語のニュアンスに関する説明コーナーがありました。
そこで取り上げられていたのが、「攻撃する」という言葉。
たとえば「個人攻撃に遭う」などと言いますよね。
このことばについて、日本人の解説者の方が
it doesn't mean that you PHYSICALLY attack that person
と言った説明を加えていました。確かに。

他にも「Go Toキャンペーン」は私など「Go to どこ?どこなの?
to の後に目的地を言ってほしい」とムズムズしてしまいますし、
LINEも英単語風に「『ラ』イン」と発音しようものなら
「読み方は平坦よ」と家族に注意されてしまいます。

コロナウイルスの「ウイルス」は「イ」を大きいまま
書きますが、耳で聞くと小さい「ィ」なのはナゼ?と
思ってしまいます。さらに言うならば、英語では
「ヴァイラス」という発音なのに、一体だれが
日本で最初に「ウイルス」と言ってしまったのかしらんと
犯人探し(スミマセン)をしたくなる始末・・・。

完全に職業病です。でもその違いが楽しいから
この仕事をずっと続けているのでしょうね。

・・・最初に「ウイルス」が日本で表記されたお話、ありました:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

納得!
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