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仕事に没頭する [仕事]


昨日は切手集めに関することを書きました。
今日も気分転換についての話題です。

先日の事。午前中から仕事を集中して終えた際、
ふと「そう言えば、今日は朝から一歩も外に
出ていない」ということに気づきました。
外出自粛要請が出ているので、「昼間もできるだけ
家の中にいるように」と報道されているのは
もちろん知っています。

ただ、私の場合、丸一日、自宅にいるとどうしても
落ち着かなくなり、ストレスがたまってしまうのですね。

春から夏の頃は1時間以上ウォーキングをしたり、
自転車で散策したりしていました。外の空気を吸うことが
自分の日々の生活の一部でした。でも、コロナが
長引き、日照時間が短く、そして寒くなるにつれて
朝のお散歩もしなくなってしまったのです。

イギリスに比べれば、日本の冬は太陽も拝めますので、
本当にありがたいと思います。でもやはり、ずっと
在宅、しかも私の場合、PC作業が続くと、ものすごく
体がこわばってしまいます。適宜体を動かしたり
ストレッチをするのが大事なのはわかっているのですが・・・。

その一方、先日はおもしろい発見もありました。
やる気が出ないでボーっとしていたときでした。
このような際にどうするか?
考え方としては以下の二つがあります:

1.ボーっとしている=疲れているのであるから、
まずは体を休める

2.自分が心から好きと思える作業に勤しむ

その日、私がとった選択肢は「2」でした。
ちょうど1週間後に締め切りを控えた原稿があり、
それを書きたいなと思っていたのです。
英語関連のコラムでした。

早速、取り組み始めたところ、書きながら楽しくなり、
あっという間に書き上げることができました。
確かにPC前で肩こりにつながるような姿勢でしたが、
好きなことができて、かえってスッキリしたのですね。

「頑張って仕上げて良かった。納品できたから
これで正々堂々と体を休められる。今日はお風呂にゆっくり
入ってストレッチして、早く寝よう」

そう思えた一日でした。

ストレス解消法は人それぞれ。私の場合、書きものに
没頭できたのが、この日は良かったのだと思います。
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寝る!以上!! [仕事]


通訳の仕事に携わるようになってからずいぶん
年月が経ちました。最初は空港で外国からのお客様を
お迎えして都内まで送り届ける係、それからは
国際会議の受付係などを経て、少しずつ仕事の
難易度を上げる機会に恵まれました。
1998年にロンドンのBBCに行く前は、フリーランスとして
会議や商談通訳など、色々なジャンルを学べたのは
本当にありがたかったと思っています。

BBCで初めて放送通訳を始めて以来、ニュースの
面白さに目覚めました。振り返ってみれば、
高校時代からジャーナリストに憧れていたのですね。
大学入学当初は、学内発行の新聞部に入りたいと
思っていたのですが、「やはり自分には文章力が
無いのではないか?」と妙に怖気づいてしまい入部
しませんでした。新聞部に入り、就職活動で
マスコミをねらっていたら、今の人生とは異なる
道を歩んでいたことでしょう。

というわけで、放送通訳が大好きなため、年末年始も
シフトに入れていただきました。アメリカは政権移行期であり、
ジョージア州の決選投票からコロナの話題など、
盛りだくさんでした。一方、特番も多く、環境に
関するドキュメンタリーやトラベル番組なども
通訳しながら大いに楽しめました。

が!!

張り詰めていた緊張感がとけてしまったからでしょうか。
急に疲れが出てしまい、スケジュールが一段落するや
ダウンしてしまったのですね。

私は数年に一回、時期としては1月か2月ぐらいに
パタッとダウンすることがこれまでありました。
要は疲れ風邪なのでしょうが、一週間ぐらい食欲も
なく、ひたすら寝るというパターンでした。
そのときは最低限の食事をとりつつ、ただただ睡眠と休養を
とったおかげで回復。けれどもその直後のこと、自分の車を
運転しようと乗り込んだら、車内のにおいにびっくり
しました。普段は感じないようなにおいにも、
病み上がりゆえに過敏になっていたのです。
フシギな経験でした。

というわけで、今回はひたすら寝てのんびりしています。
私の場合、とにかく寝るのが一番。幸い熱は無く
食欲も味覚もありますので、ゆっくりしたいと思っています。

みなさまもどうかご自愛くださいね!

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オードリー・タン氏(台湾デジタル大臣)の同時通訳を担当させていただきました [仕事]

BS日テレ「深層ニュース3時間スペシャル」内で
台湾のデジタル大臣オードリー・タン氏が出演されました。
同時通訳を担当させていただきました。

しばらくの間、見逃し配信で視聴できるようです。
よろしければご覧くださいませ。

https://tver.jp/corner/f0064480
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ボイスオーバー業務 [仕事]

ここ数か月、ボイスオーバーのお仕事も担当させて
頂きました。企業研修やマーケティングなど、私自身に
とりましても大いに学びとなった業務でした。

コロナが続く中、こうした機会を頂きましたことを
ありがたく思っております。

https://kikko.co.jp/service/works/1104

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情熱を持って仕事に臨む [仕事]

先日読んだ日経新聞に、女優・山本未來さんのインタビューが
ありました。山本さんは世界的デザイナー、山本寛斎氏の
お嬢さんです。未來さんはずっと俳優の世界で活躍されて
きましたが、今年2月に寛斎氏の会社にプロデューサーとして
入社されたそうです。しかし、寛斎さんはその直後の7月に
病気で他界されました。
世界でも大きくニュースとなった訃報でした。

記事の中で印象的だった部分を引用します。

「女優もデザインも情熱を表現するという意味では
同じ。自分が楽しいと思うことを続けてゆけば、
必ず他人に伝わるし、世の中も元気でハッピーにできる」

未來さんはお父様にこのように言われたそうです。

私の周りにも、大変な業務に携わる中、常に笑顔で
前向きに真摯に仕事をしておられる方たちがいます。
時間的拘束が長かったり、肉体的にきつかったり
という仕事の方もいます。そのような方たちと
接したり話したりするたびに、私はたくさんの
元気を頂いているのですね。

きっとそのような考え方で仕事をされる方は、
たとえ業務内容が大変であっても「情熱」を
心の中に抱いておられるのでしょう。それが
お客様や周囲に伝わり、それが巡り巡って
その方自身への「信頼」につながるのだと思います。

「仕事」というのは、どれほど自分がこよなく愛していても、
いつもいつも楽でスムーズにいくとは限りません。
むしろそれを望むのは不可能でしょう。
どんな業務にも人間関係が存在しますので、
相手が自分の思うように動いてくれないのは
大前提です。

だからこそ、自分自身が情熱を大切にして、
真摯に仕事に向き合っていきたいと思います。

’日経新聞2020年11月23日月曜日朝刊)
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集中できない?ならいっそのこと [仕事]

大統領選挙やコロナなど、今年はとにかくニュースも
盛りだくさんであっという間に11月も下旬になりました。
その一方で、仕事以外でも何かと慌ただしく、
「時間がいくらあっても足りない~~~」
「睡眠時間、削っても終わらない~~~~」
という日々が続いていたのですね。

気が張っている時はそれでも睡眠を削って何とか
こなせていました。早起きして原稿を書いたり、
授業準備をしたり、自分の勉強や読書をしたりと、
めいっぱい有意義に時間を活用できていたのです。

でも人は機械ではありませんので、いつか必ず、
・・・ここはうんと強調しますが・・・
「必ず」疲労は出てきます。いえ、機械でさえ
エレベーターやエスカレーターなども
メンテナンスをするわけですので、ましてや
人間が休みなしで馬車馬のように走り続けるわけには
いかないのですよね。

アタマではわかっているのに、「まだ行けるかも」
「前もそれで乗り切ったのだし」「だから大丈夫」
という具合に、自分で自分を過信するところに
大きな落とし穴がありました。

私の場合、そのようにして驀進した結果、
突然スタミナ切れとなることが少なくありません。
すると、さあ、大変。考え方は悲観的になるわ、
すべてを投げ出したくなるわで収集が付かなくなります。

ちなみに新宿NSビルには世界最大の振り子時計があるそう
ですが(見たことはありません)、私はどうも
振り子が極端から極端へと動くタイプなのでしょう。

でも最近、とある考えを頂いたことで、気持ちが
うんと楽になりました。

それは「あー、集中力が途切れちゃって
仕事できない~」という状況に私が陥ったときのこと。
そのとき、こう言われたのですね。

「じゃ、あまり頭を考えなくて済む○○を
その時間にやってみたら?一日のうちの
15分とか30分をそれに充ててみたら?」

というものでした。ちなみに「○○」の部分は、
私が今までずっと手付かずでズルズルと後ろ倒しに
していた、とあるリサーチ課題でした。

この一言は本当に目からうろこでした。
というのも「やらねばならないこと」ではあったものの、
つい後回しにしていたことだったのですね。

集中力が途切れて生産的なことができないなら、
いっそのこと、その課題に取り組めばよいのです。
リサーチですので、ネットや本を読むだけで済みます。

私一人では決して得られなかった新たな着眼点。
本当に嬉しく思ったのでした。感謝!!
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「メディアに登場した獨協大学」に掲載されました [仕事]


現在、非常勤講師として週5コマを獨協大学で担当しております。
ここ数か月、大統領選挙やノーベル賞などの同時通訳に
携わる機会を頂戴しました旨が大学HPに掲載されました。

https://www.dokkyo.ac.jp/about/in-the-news/2020/20201116003933.html

お時間がございましたら、ご一読いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」インタビュー [仕事]

今朝放送されました「森本毅郎スタンバイ!」内の
「現場にアタック」コーナーにてインタビューをお受けいたしました。

「『勝利宣言』から見る、アメリカ次期副大統領
カマラ・ハリスの存在感」というタイトルです。

https://www.tbsradio.jp/536421

レポーターの田中ひとみさまが素晴らしい質問を沢山
して下さり、私も楽しく答えさせていただきました。
ありがとうございました。

http://radiko.jp/#!/ts/TBS/20201112073630
放送後1週間までradikoにて視聴できるそうです。


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コメントに感謝申し上げます [仕事]


いつも拙ブログをお読みくださりありがとうございます。

バイデン氏・ハリス氏の勝利宣言を同時通訳する
という機会に恵まれ、通訳させていただいたのが2日前の
11月8日(日)でした。海を越えた国の大統領選挙に
日本の多くの方々が注目され、演説の通訳に耳を傾けて
下さいましたことに深く御礼申し上げます。

また、動画から私の名前に気づいてくださり、
検索をしてわざわざ拙ブログにお越しくださり、
コメントをお寄せくださいましたみなさまにも感謝の気持ちで
いっぱいです。ありがとうございました。

これからもさらに精進をして、お客様のお役に立てますよう
尽力してまいります。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

柴原 早苗
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ラッキーととらえてみる [仕事]

昨日のこと。長丁場の通訳業務を仰せつかりました。
普段は現場にスマートフォンを持ち込んで情報収集をしています。
けれども長時間となるとPCがあった方が安心です。
そこでA4が入るバッグにPC、マウス、電源コードを入れて
出かけました。

最寄り駅に着き、エレベーターに乗り、地上に出ようと
したときのことです。エレベーターの扉が開き、いざ、
外側へ出ようとするや、後の男性が私のパンプスを蹴飛ばして
しまい、片方の靴が飛ばされてしまったのです。
幸い、私自身が転ぶことはありませんでしたが、
一瞬何が起きたかわからず、気が付くと私は右足だけ
靴の無い状態で歩道に立っていたのです。

男性は「す、すみませんっ!」と謝っておられました。

その日の仕事はかなりの緊張感を伴うものでしたので、
もし、血気盛んな若かりし頃の私であれば内心
「えぇ~~?これから仕事に向かうのに。朝から
ストッキングの裏が汚れるなんて、ツイてないなあ」と
思ったことでしょう。

けれども今回は違ったのですね。私の中では
「確かにストッキング状態でコンクリートを踏んだのは
痛かった。でもこれってラッキーかも」と思ったのです。
具体的には以下の通りです:

1.飛ばされてひっくり返った靴を表面にするべく
しゃがんだ際、エレベーターを降りる後続の方々が
将棋倒しにならずに済んだ

2.左肩にPCの入ったカバンを持っていたが、勢いで
肩からずり落ちたりPCがコンクリートに打ち付けられずに
済んだ

3.右手に持っていたハンドバッグは新調した真っ白いバッグ。
これが汚れずに済んだ

4.ストッキングが破れなくて良かった

と、このような感じです。

そして考えれば考えるほど、オモシロイなあと思えてきたのです。
と言いますのも、私が右足を上げた瞬間、後ろの件の男性は私の
パンプスのヒールを蹴飛ばしたわけですよね。
でもこれはそれこそ「零コンマ数秒」の出来事です。
つまり、再現しようとしたとて、そう簡単にできないぐらいの
タイミングであり、偶然でもあるわけです。

このように考えたところ、「むしろこれはビッグデー業務に
おいてはとてもラッキーなのかも」と思えてきたのです。

目を転じれば、空は秋晴れ。「よし!今日も同時通訳を
がんばろう!!」と思いながら職場に向かったのでした。
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