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5年日記 [日々の暮らし]

家族の軌跡を記録しようと思い立ち、ずいぶん前から
5年日記をつけています。分量としては1日あたり6行ぐらいの
シンプルなもの。行動日誌のような感じです。

もともと私は手書きが好きなので、この5年日記以外にも
手帳やメモ帳、自分専用の日記など、いろいろなところに
書いてきました。日記をつけはじめたのは、小学校低学年のころに
母から女児用の日記帳をプレゼントされたのがきっかけです。
以来、ずっとということになりますので、自分の体の
一部のようになっています。もっとも、書かないときはずいぶん
間が空いたりもするのですが、誰かに見せるわけでも評価してもらうものでも
ありませんので、気楽に書きためているという感じです。

一方、手帳も私にとっては欠かせません。
この仕事をしていると、同じクライアントさんの通訳を
数年ぶりに再度ご指名でお受けすることがあります。
そのような際、手帳をめくって当時の業務日を探し出し、
その日付を頼りに通訳ノートを振り返ります。
こうして復習に役立てています。

ここ数週間、コロナによる巣篭り生活が続き、少し時間的余裕ができました。
いつもは5年日記を書く際、就寝前に走り書きをしてきたのですが、
このところは「過去の年の同一日付」をじっくりと読み直して
います。1年前の今頃はトランプ大統領の弾劾関連のニュース
ばかりでした。まさか1年後、コロナ一色になるとは
誰も思っていなかったことでしょう。

こうしてみるとあっという間の12か月ではあるのですが、
その間に自分自身、新たな仕事の機会を頂いたり
失敗したり悩んだり楽しい経験をしたりと盛りだくさんでした。

コロナに関してはまだ予断を許さない状況が続くでしょう。
けれどもこの1年の間、多くの人々に支えられ、仕事を通じて
学びを得られたことは、何物にも代えられない幸せだと思っています。

定年の無いフリーランス通訳者とは言え、いつか退く日は
来るでしょう。でもそれまでの間は私自身が仕事を通じて、
あるいはプライベートにおいて、お役に立てればと感じます。
5年日記を機にそのようなことを思った今年のGWです。
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