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Andrew Lloyd Webber [日々の暮らし]

ふとしたきっかけで子どもの頃を思い出すことがあります。
先日よみがえったのは、幼少期に過ごしたイギリスの現地校のことです。

私が通ったのは英国国教会系の私立女子校でした。
そこでは毎朝礼拝があり、生徒一同が講堂に集まります。
校長先生の訓話や連絡事項の伝達などがありました。
時間にして20分ぐらいだったと記憶しています。

小ぢんまりとした学校ではありましたが、それでも
全校生徒が集まりますので、講堂へ入場する順番も決まって
いました。入場の際にはいつもクラシック音楽がスピーカーから
流れていましたね。イギリスの学校はクラシック音楽に力を入れるところが
多く、その女子校も合唱団やオーケストラを始め、
学内で楽器の個人レッスンを受けることもできました。
音楽大学が主催する検定試験も積極的に受けるよう
勧められたのです。私もピアノを習い、グレード試験も
随分受けました。

さて、講堂入場時の音楽ですが、定期的に先生方が選んだものを
流していました。私が生まれて初めて「ニュルンベルグの
マイスタージンガー序曲」を聞いたのも、ベートーベンの
「ピアノ協奏曲第1番」を知ったのもその時です。もっとも、
全曲流し終える前に生徒の入場が完了しますので、
いつも途中で曲は終わってしまったのですが。

このような具合に、先生方は「クラシック命」という感じだった
ものの、とある月曜日(月曜日から新しい曲が流れました)、
入場するとジャズのようなクラシックのようなメロディが
聞こえてきます。シンセサイザーの電子音など満載の一曲です。
「ウチの学校にしては珍しいなあ」と思いつつ、誰の曲か
気になりました。朝礼修了後、講堂の外の掲示板に貼られた
曲案内を見ると、"Variations" (Andrew Lloyd Webber)と
出ていました。

「あんどりゅー・るろいど・うぇっばー?聞いたことないなあ」
と当時の私は思いました。CatsやJesus Christ Superstar、
Evitaなどの作曲家であるアンドリュー・ロイド・ウェバーだと
知ったのは、ずっと後になってからです。

そのようなことをつい最近思い出したため、ネットで
検索したところ、Variationsが見つかりました。
パガニーニの曲のアレンジでもあるこの作品、なかなか
興味深いメロディです。レコードジャケットのデザインも
よーく見てみると遊び心満載です。

興味のある方はぜひどうぞ:

https://search.yahoo.co.jp/video/search?ei=UTF-8&p=andrew+lloyd+webber+variations&fr=necpp2
(You Tubeでうまく再生されなかったので、
Yahooからの動画です)
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