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勘を頼りに [仕事]


通訳の仕事をする上で、特に大事にしているのは
「タイミング」と「長さ」です。

タイミングとは、逐次通訳の場合、話者が話を
区切った時点ですかさず入るということ。
文章の終わりや話者が息継ぎをしたときなどに
パッと入り込むことができれば、非常に
リズムよく通訳ができるのですよね。

逆に、タイミングを逸してしまうと話者は
延々と話してしまい、こちらはメモの量が膨大となり、
いざメモを見ながら逐次通訳で再現しようとしても、
最初に聞いた方は忘れてしまう、ということに。
私にとってはキョーフです。

一方、長さにおいて私が意識しているのは、
話者が話した長さと同じぐらいにまとめることです。
話者が1分話したのであれば、通訳も1分、
話者が30秒ならこちらも30秒にすることで、
長すぎず短すぎずを心がけているのですね。

そのようなことから、日常生活でもなるべく
時間の長さを体で覚えるように工夫しています。
具体的にはタイマーをかけて仕事をしたり、
台所仕事でも「ティーバッグを2分間抽出している時間」の
長さを意識しながら他の作業をしたり、という具合です。

ちなみに先日やってみたのは、「電車に乗ってから
今だいたい何分ぐらい経ったか?」を
当ててみること。「さっき腕時計を見たのが
10:40だから、そろそろ10:55かな?」
という具合に勘を頼りに想像してみるのですね。
当たったときは結構嬉しくなります。

・・・いえ、ただそれだけのことなのですが。
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