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正解がないとき、どうする? [日々の暮らし]

日経新聞では定期的に医療関連のページが設けられます。
2月3日(月)朝刊の「向き合う」というコラムでは、
東大病院放射線科医の前田恵理子さんが寄稿されていました。
今回が第3回目です。

前回の文章で前田さんが私同様、アムステルダムにある
インターナショナル・スクールご出身であることを知り、
第2回の掲載直後、前田さんに連絡をさせていただきました。
すると、ご本人からすぐにお返事をいただきました。
ネット社会ならではのありがたさです。

さて、今回前田さんは、アムスのインターにおける
エッセイの課題について記されていました。どのような科目であれ、
2000ワードのエッセイが宿題として出されたという記述です。
私がインターに在籍したのは小学校低学年でしたので、
そのような課題はありませんでした。一方、
前田さんによれば、理系科目でさえこの課題があり、
「科学者として独り立ちできることを目標に授業は
進められていた」とあります。

前田さんは喘息、がん、骨折や緑内障など、大変な病と
闘っておられます。それでも放射線科医として現職で仕事を
続けておられることについて、こう述べています:

「正解のない問題に対し、自分で最善の答えを生み出す
オランダの教育も一因だと感じている。
日本にも、人生の困難に果敢に立ち向かう力を与える
教育が広がることを願ってやまない。」

とても力強い文章であり、私も深く共感しました。

(「正解ない問題に答える力を」『向き合う』
東大病院放射線科医 前田恵理子さん③
日本経済新聞 2020年2月3日月曜日朝刊)
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