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価値観の推移 [日々の暮らし]

日経新聞には「経済教室」というページがあります。
現代の世の中が抱える経済関連の話題を専門家が
わかりやすく解説しており、私も通訳という仕事柄、
いつも参考にしています。

1月21日火曜日の「やさしい経済学」というコラムには、
「結婚のメリットとデメリット」というタイトルが出ていました。
解説者は東北大学准教授・若林緑先生です。
結婚を経済学の観点からとらえると、「結婚し世帯を
構成することには何らかのメリット」があるとのこと。
たとえば「子どもや愛情」がその一例だそうです。
また、仕事や家事、育児などで夫婦が分担をすることで
生活水準の向上に結び付くとあります。さらに
収入があることで、どちらかが病気になっても、
共働きであれば互いに所得をカバーできるとのことです。

しかし、昨今の結婚率が低くなっている理由として、
若林先生は以下を挙げています:

*自由な時間やプライバシーの低下
*わずらわしい人間関係

つまり、婚姻率が下がっているのは、こうしたデメリットの方が
メリットより大きく感じられるからだそうです。

先日読んだホリエモンの本にも、結婚について興味深い
洞察が書かれていました。価値観は人それぞれであり、
賛否両論はあることでしょう。

けれども時代の流れで価値観は変わっていきます。
もはや従来の考え方「だけ」では進まない社会に
なっているのだろうなあと感じます。
ヘンリー王子夫妻の在り方しかりです。

(日本経済新聞2020年1月21日火曜日朝刊)
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