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聞き比べの楽しみ [日々の暮らし]

私が子どもの頃はレコード全盛期。父は音楽鑑賞が趣味で、
家には大きなアンプやスピーカーなどがそろっていました。
スピーカーの表面はソフトな黒布のようなもので
覆われていました。クラシック好きの父は週末になると
大音量で(母にとってはメーワクだったようですが)音楽を
聴いていましたね。

ちなみに赤ちゃんだったころの私の写真がアルバムにおさめられて
います。そこに写っている私は、ようやっくお座りが
出来たころの月齢。スピーカーの方を振り向いている一枚です。
よほど「箱の中から出てくる音」がフシギだったのでしょうね。
もちろん白黒写真です。今と異なり、写真を撮って現像するにも
お金がかかる時代でしたので、数少ない貴重なスナップです。

そんな時代から早や数十年。今や音楽もYou Tubeで聴いたり
ダウンロードしたりという時代になりました。
ヤンソンスが亡くなって1か月以上経ちましたが、
動画サイトで若かりし頃のエネルギッシュなヤンソンスを
見られるのはありがたい限りです。

さて、私は音楽に限らず、何か一つのことに関心を抱くと、
それを徹底的に探究したいという気持ちを抱くようです。
おそらく通訳という、一つのテーマを短期集中型で
予習する仕事スタイルから来ているのでしょう。

先日のこと。ふとしたきっかけでブラームス交響曲第一番を
聴いたのですが、もともと好きな曲であったことから、
「もしかして聞き比べ動画があるのでは?」と探してみました。
すると、ホントにありました。動画ではなく、CD音声を
編集したものです。

You Tubeの検索で「ブラームス交響曲第一番 聞き比べ」と
入力するとヒットします。実際、聞いてみると、指揮者によって
非常に演奏が異なることがわかります。

「ええ?こんなゆっくり?」

というものもあれば、

「まさかこのスピードで演奏していたとは!」

などなど、発見の連続です。

Enjoy!
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