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asymmetric [英語]

新たな単語に出会うと、その語をとことん「解析」
するのが私の密かな楽しみです。

たとえばasymmetricということば。
これは「左右非対称の」という形容詞です。
少し大きめの辞書、たとえば私の電子辞書には「ランダムハウス英和大辞典」が
搭載されているのですが、そちらを引くと語源だけでなく、
初出年が記されています。asymmetricが初めて
お目見えしたのは1875年。単語としては新しい印象です。

asymmetric自体は"a-"と"symmetric"が組み合わさって
出来ています。ここでの"a-"は「非、無」を表します。
symmetricは「対称の、釣り合った」という意味です。
symmetricalとも言います。

さて、「左右非対称」の話題を一つ。
先日泊まったビジネスホテルに興味深いフリーペーパーが
置かれていました。電気事業会社が出しているものです。
頁をめくると、日本と世界のコンセントの違いに関する記事が
ありました。

それによると、日本で使われているコンセントは
左右が非対称なのだそうです。左側が9ミリで
右側が7ミリとのこと。「ホント?」と思い、壁のコンセントを
確認ところ、まさにそうでした。知らなかった!!
ちなみに「コンセント」は壁に付いている方、
コードの先に付いているのは「プラグ」です。
これも結構私など今までいーかげんに言っていました。反省!

もう一つは、先日電車内で見たトレインチャンネルの画面にあったミニクイズ。
缶ジュースの飲み口についてでした。
それによると、飲み口も実は左右非対称なのだそうです。
これは開けやすくするためだとか。こちらも初耳!

探したところ、こちらの写真がわかりやすかったです:

https://twitter.com/koto_science/status/1107948631766827009

ということで、asymmetricの単語をきっかけに
ジュースの缶にまで到達。あ~、今日も楽しや!

(「環境市場新聞」日本テクノ株式会社 2020年冬季 第59号)
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