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breakthrough [英語]


新型コロナウイルスの話題が続いていると、
普通のコトバも感染症関連かと思えてきますよね。
先日、電車内でトレインチャンネルの画面を観ていた際、
とある県の移住促進CMからそう感じました。

と言いますのも、そのPR動画には「移住をすることで
仕事でのブレイクスルーが思い浮かぶかも」といった
ことが字幕で出ていたのです。

breakthroughとは本来「突破、難問の解決」といった
意味があります。著名な経営コンサルタントが創設した
オンライン大学大学院にもこの言葉が使われていますよね。

辞書を引いてみると、breakthroughには「輝かしい発見」
「進歩」という、プラスの意味合いが強い語義が出てきます。
でもコロナではワクチン接種済みでも感染することを
「ブレイクスルー」と言います。よって、私個人としては、
この単語が残念ながらネガティブなニュアンスを有するように
なった気がするのですね。それゆえでしょう。「移住」と
「ブレイクスルー」がかみ合わないように一瞬思えて
しまったのです。

その一方で、「おうち時間」「巣ごもり」「ステイホーム」などからは
ポジティブな雰囲気が醸し出されています。
たとえ外に出られなくても、家の中で充実した時間を
過ごすべく、様々なグッズやサービスもお目見えしているのです。
食事のデリバリーやオンライン・レッスンなどは
その一例です。

「巣ごもり」はそうした活動につながる単語ですが、では
「引きこもり」はどうでしょうか?
同じ「こもり」という単語が使われていますよね。
他にも「こだわり」という言葉はプラス・マイナス両方のニュアンスです。

ちなみに英語でも、

anniversary: 記念日、年忌日
contribute: 貢献する、原因となる
deserve: (賞賛あるいは罰を)受けるに値する

などがあります。

あ~~、おもしろい!!
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