日本語はムズカシイ [日々の暮らし]
普段何気なく使っている日本語。でもよーく考えてみると
結構難しいなあと思います。日本語学習者に説明できない
自分がいます。
たとえば、「お」をつければ丁寧になりますよね。
茶よりもお茶、菓子よりもお菓子、という具合。
でも「お役所」と言うと何だかネガティブな響きになります。
「お役所仕事」のように。
一方、「お」は女性ことばのような印象ですが、
男性でも「お箸、お皿、お茶碗」と言いますよね。
となると、辞書の見出し語も「箸、皿、茶碗」ではなく、
「お」を付けた状態で調べたくなるのではと思うのです。」
レシピサイトでは「ナス」とあっても、料理番組では
「お茄子」と言っていたり。でも「粉を入れます」は
あっても、「お粉を入れます」と言うと、ファンデーションを
連想してしまいます。
「おしょうゆ」はアリなのに「おみりん」とは言わない。
「お塩」はあっても「お胡椒」は聞かない。
英語の指導は私自身、続けてきたので何とかなりますが、
日本語を教えるのはたぶんハードルが高そうです。
あ、「ハードルが高い」もイディオムですよね。
2021-09-10 00:00
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