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30年経つと [日々の暮らし]


先日、図書館から借りてきた本。紙の焼け具合と言い、
活字の大きさや装丁と言い、かなりジダイモノであることが
わかります。奥付を見たところ、発行は1983年でした。

でも80年代というのは、私にとっては決して大昔
ではないのですよね。日本のバブルの始まりの時期ですし、
ついこの間という感覚です。

ページを早速めくってみると、改めて時代を感じさせるものが
ありました。それは新書だったのですが、とにかく
フォントが小さい!今はどの新書もここまで小さい活字は
ありません。

また、全体的にページが「黒い」、つまり漢字を沢山
使っているという印象です。もちろん著者自身の意向も
あると思いますが。

さらに漢字の使い方も特徴的です。たとえば「付属品」が
「附属品」、「具合」が「具合い」となっています。
さらに死語となった「ディスコ」も出ていました。懐かしい!

私にとっての極めつけは文末のカタカナ。たとえば
「○○なのよネ」という用法です。私自身、昔は文末に
カタカナを使っていましたが、いつの間にか避けるようになっています。
・・・と、さらにページをめくると「○○なのョ」も
ありました。最後の「ヨ」が小さくなっています。
このような使い方も昔はしていましたねえ。

というわけで、30年も経つと言葉は変わるのだなと
改めて感じたのでした。
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