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新しいことを考える大切さ [日々の暮らし]


昨年はファッション界における著名なデザイナーの方々の
訃報が相次ぎました。7月には山本寛斎さんが、そして
先月暮れにはピエール・カルダンさんがお亡くなりに
なっています。

12月30日の日経新聞では、小林明編集委員が評伝を
書いておられました。小林氏はカルダン氏がお元気なころに
インタビューされたそうです。その際、氏は
こう述べたとのことです:

「過去には興味がない。
いつも新しいことばかり考えている。
将来は月にも自分のブティックを開きたい」

人間というのは、つい昔のこと、特に失敗や
後悔などの振り返りをしてしまうことがありますよね。私も
その一人です。「あの時、こうした方が良かったかしら?」
「別の方法をとっていたら、どうなっていたかな?」
という具合に、済んでしまったことをあれこれ
考えてしまうのです。

カルダン氏は前例のないものを常に追求し、
生み出し続けたそうです。それは過去を悔やむのではなく、
未来だけを見据えながらの行動なのですよね。

もちろん、過去の失敗から教訓を得て、次に生かすことは
大切でしょう。けれども、過去に引きずられ過ぎると
前に進めなくなります。

カルダン氏のように、新しいことを考え、前を向き続ける
日々を、今年はあえて意識して送っていきたいと思っています。
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