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「やさしい経済学」 [日々の暮らし]


日経新聞の中ほどに「やさしい経済学」というコーナーが
あります。先日まで連載されていたのは、幸せに関して
経済的観点から分析する、というものでした。

執筆者の前野隆司・慶應義塾大学教授は次のように
記しています:

「周囲とのつながりや感謝は幸福度を向上させ、
楽観性や自己肯定感といった意識も好影響を与えます。」

そういった気持ちを人間が有していると、それは
企業でも大きな力を発揮するわけで、離職率や欠勤率が
下がる、というのですね。なるほどと思いました。

ちなみに前野先生によれば、2021年におけるダボス会議の
テーマは「グレート・リセット」だそうで、これに含まれている考えが
「人々の幸せを中心とした社会への転換」なのだそうです。

日々を幸せに生きる上で、一人一人に何ができるか。
それが集団となり、地域や国、そして世界への幸せへと
つながっていくのでしょうね。

(日本経済新聞2020年11月12日木曜日朝刊)

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