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技術の進歩に感謝 [日々の暮らし]

コロナで様々な自粛が今なお続いていますよね。
「本当はリアルな教室で授業をしたいなあ」という
思いが強い私にとって、画面越しでレッスンを進める
ということは、今なお正直なところ慣れない感じがします。
早くコロナが収束し、同じ教室で同じ空気を吸いながら
授業を実施したいなと思っています。

その一方、リモートで助かったと思えるケースもあります。

たとえば外部のセミナーなどがその一つです。

これまで私は関心のある外部セミナーになるべく
参加したいと思いながら暮らしてきました。
ただ、スケジュールが合わなかったり、
実施されていたとしても帰りが夜遅くなることを考えると
躊躇してしまったりということがあったのですね。

たとえば夜19時から都内で始まるセミナーの場合、
終了時間は概ね21時です。そこから郊外の我が家まで
電車に乗って帰る、というのはなかなかハードルが高いのです。
その日の朝、早朝シフトがあった場合、一旦自宅へ戻り
再び都内へ出るのか、など、他にも考える点が出てきてしまうのですね。

更にもう一つ。

期待して出かけてみたものの、自分が求めていた内容では
なかった、というセミナーもあります。
講師のプレゼンの善し悪しというよりも、
タイトルに惹かれて申し込んではみたものの、
私が考えていた話とは少し異なってしまった、
というケースもあるのですね。

その場合の選択肢は二つ。

1.我慢してセミナー終了まで座って聴講する
2.申し訳ないなあと思いつつ、こっそりと退室させていただく

いずれも自分にとって心地よいことではありません。
1の場合、心ここにあらずになってしまいますし、
同時に「この時間を他のことにあてられたのに・・・」という
思いも生じてしまいます。

2の場合は、私も講師業をしていますので、
誰かが途中で退室されるとやはり心が乱れます。
演壇に立っておられる先生のことを考えると
申し訳なく思えてしまうのですね。

そう考えると、リモートというのは本当にありがたいのです。
夕方以降の開始であっても夕食を頂きながら、家事をしながら聴けるでしょう。
あるいは入浴を終えてパジャマ姿で寝る寸前であっても聴講できます。
混雑する夜の電車に乗って帰宅する必要もありません。

「ちょっと考えていた内容と異なるかも」というときは、
感謝の気持ちを心の中で唱えながら、画面をオフにさせて
いただいても良いと思うのですね。

コロナでは様々なことが不便になりましたが、
その一方で、技術の力によりこのような恩恵も生まれたと
私は感謝しています。
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