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読書記録:"Guns, Germs, and Steel" [日々の暮らし]

Jared Diamond著、W.W.Norton & Company発行、2005年

518ページという大著。大学図書館から持ち帰るだけで筋トレ状態。
コロナで閉館になる前に感染症関連の本をたくさん借りてきたのですが、
いよいよこれが最後の一冊となりました。
初版は1997年。その後、増補されています。

あまりにもページ数が多く、すべて英語であるため、
最初からかなり挫折気味。それでもせっかく借りたからと
とりあえずすべてのページをバラバラ~ッとめくってみました。
「それぞれのチャプターを読む際には、第一段落目と
最終段落だけでも丁寧に」という大学院時代の教えを
思い出しつつトライ。これだけでもかなりの時間。

結局、最後の索引で目下関心のあるinfluenzaだけを抽出し、
この単語が出ているページだけを何とかかんとか読みました。ふー。

以下、とりあえず吸収した項目:

*1880年代にCanadian Pacific Railroadがサスカチェワン州を通過した際、
同州のネイティブ・アメリカンの間で結核が蔓延。致死率は年間9%。
それまで白人や菌にさらされることはなかったが、鉄道開通ゆえ。(p202)

*北大西洋のフェロー諸島。1781年に麻疹が発生するも、その後
消滅。ところが1846年に麻疹に感染していたデンマークの木工職人が
フェロー諸島に到着。3か月以内にほぼすべての島民が感染。(p203)

*豚インフルエンザの大元は中国と思われる。理由は豚の家畜化が
早くから進んでいたため。(p330)

ということで、今回はとりあえずこの3つのみ。

大著で読み切れなさそうな洋書でも、何とか3点だけでも
自分のアンテナに引っ掛かることを書き残したいと思っています。


Guns, Germs, and Steel: The Fates of Human Societies

Guns, Germs, and Steel: The Fates of Human Societies

  • 作者: Diamond, Jared
  • 出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc
  • 発売日: 2017/03/07
  • メディア: ペーパーバック



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