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自宅待機で思うことなど [日々の暮らし]

緊急事態宣言が発令されて数日が経ちました。
海外ニュースの通訳をしていると、現地での状況が
いかに深刻になっているかを感じます。日本がこれ以上
悪化しないことを願うばかりです。

ドイツではサッカーチームのボルシア・ドルトムントが
本拠地のスタジアムをコロナ用の医療センターとして
提供しました。こうしたニュースを見るにつけ、
それこそ「もし日本で同様のことが起こったら?」と私は
考えてしまいます。

「埼玉スタジアムや東京ドーム、幕張メッセなどに
おびただしい数のベッドや人工呼吸器が並ぶ」

今現在の日本ではちょっと想像がつかないですよね。
けれどもニューヨークやロンドンでは、展示会場や
様々な施設が既にそのような状況になっているのです。

ことコロナに関しては、自分自身の体調が良好だと
「まだ大丈夫」と思いがちになります。
こうしたとらえ方は人間の心理として当然起こり得るものであり、
心理学用語ではこれをnormalcy bias(正常性バイアス)と言います。
本当は深刻な状況なのに、見て見ぬふりをしたり過小評価を
したりという具合です。

何としてもGW末には状況が改善してほしいと私は思います。
今が踏ん張り時です。

・・・と、ここまでは放送通訳を通じて感じていることを書きました。

一方で、自宅待機が続く中、ひたすらコロナ情報をやみくもに
仕入れ続けてしまうと、心がくたびれてしまいますよね。
こういうときこそ大事になるのが睡眠と運動、栄養です。
私自身、睡眠は削らぬように意識しており、運動に関しては
家族を巻き込んで夕方1時間ほど、動画サイトをテレビ画面に映し出して
ひたすら体を動かしています。コロナ以前より毎日運動しているかも。
こうして血の巡りを良くすると、ご飯もおいしく食べられます。

最後にもう一つ。

何よりも大事なのが前向きな気持ちとユーモアです。

我が家にはイラスト入りの「日めくりカレンダー」があるのですが、
自宅待機になってから、カレンダーの横にペンを付けました。
そのイラストにちょっとしたセリフを書き込むのが、
家族の間の密かな楽しみになっています。お互いに見ていないときに
書くのがポイント。後で見た時にクスッと笑ってもらえれば合格点(?)です。

他にも家族間のLINEメッセージでも笑いを意識しています。
先日は、どーしても洗濯物片付けをしなかった子どもたちに、
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」替え歌(さっさと片付けるべし的な歌詞)
を私が作って送信。壁を隔てた隣の部屋から大爆笑が聞こえてきて、
しかもすぐに片づけてくれたので良しとしました。

狭い我が家。しかも隣の部屋にいるというのに、わざわざLINEを使うとは!
でも大事なのは笑い+行動改善なのですよね。よってこれもウチにとっては
大正解です(時間はかかった・・・)。
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