いつかは終わる [日々の暮らし]
競泳の池江璃花子選手が退院されたという記事を日経新聞で
読みました(12月18日付)。まだお若いのに大変な病気にかかられて、
さぞつらい日々を送られたことと思います。ご本人の
苦しみはもちろんのこと、ご家族や周囲の献身的なサポートにも
敬意を表したく思います。
記事の中で紹介されていた池江選手の言葉は
とても力強いものでした。過酷な闘病生活についてい次のように
述べています。
「抗がん剤治療で吐き気が強い時や倦怠感もありましたが、
そんな時はとにかく『大丈夫、大丈夫、いつか終わる』と
自分を励まし続けました」
肉体的な苦しみは心をくじけさせてしまうとも言われます。
そうした中、あえて自分を奮い立たせるには勇気と意志と
力強さが求められたことでしょう。
私たちは日々の生活の中で、「大変だなあ」と思うことが
少なくありません。心身ともに疲弊してしまえば、立ち向かう気力すら
出てこないこともあるでしょう。けれども池江選手のこの言葉を
改めてとらえてみると、「いつかは」「必ず」終わる時が
来るのだと思います。決してあきらめずにその「終わり」が
到来することを信じるのが、最大の解決方法なのかもしれません。
(日本経済新聞2019年12月18日水曜日朝刊)
読みました(12月18日付)。まだお若いのに大変な病気にかかられて、
さぞつらい日々を送られたことと思います。ご本人の
苦しみはもちろんのこと、ご家族や周囲の献身的なサポートにも
敬意を表したく思います。
記事の中で紹介されていた池江選手の言葉は
とても力強いものでした。過酷な闘病生活についてい次のように
述べています。
「抗がん剤治療で吐き気が強い時や倦怠感もありましたが、
そんな時はとにかく『大丈夫、大丈夫、いつか終わる』と
自分を励まし続けました」
肉体的な苦しみは心をくじけさせてしまうとも言われます。
そうした中、あえて自分を奮い立たせるには勇気と意志と
力強さが求められたことでしょう。
私たちは日々の生活の中で、「大変だなあ」と思うことが
少なくありません。心身ともに疲弊してしまえば、立ち向かう気力すら
出てこないこともあるでしょう。けれども池江選手のこの言葉を
改めてとらえてみると、「いつかは」「必ず」終わる時が
来るのだと思います。決してあきらめずにその「終わり」が
到来することを信じるのが、最大の解決方法なのかもしれません。
(日本経済新聞2019年12月18日水曜日朝刊)
2019-12-28 00:00
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