小刻みの幸せ

先日読んだエッセイに出てきた「小刻みの幸せ」ということばが
とても気に入っています。お陰で日常生活の中でも
そうしたちょっとした喜びを探そうという気持ちになりました。

たとえば、とある雨上がりの朝。大学に出講すると、キャンパスは
少しずつ秋の気配がしていました。木々の紅葉が始まって
いたのです。さらに電灯の上に目をやると、何とクモの巣が。
水滴を受けてとても美しく輝いていました。
個人的にクモは得手ではないのですが、水滴がついたクモの巣は
真珠のネックレスのようで素敵な柄になっていましたね。
写真を撮ったもののその美しさはうまく写らず。
やはり肉眼で楽しむのが良いのでしょう。

もう一つ最近嬉しかったのは、家族を車で朝、駅まで
送ったときのこと。こちらも仕事があったので
朝はとても慌ただしいのですが、電車に遅れそうと
言うのでchauffeurと化しました。

その帰り道。

AFNを付けたところ、「ハロウィーンは終わってしまった
けれど、あえてマイケルの『スリラー』を！」と
DJがかけてくれました。「スリラー」は名曲。
朝から聞くことができ、元気が出ました。
「駅まで送ってあげて本人も喜んでいたし、
私もお気に入りソングが聞けてラッキー！」
という思いに満たされました。

「小刻みの幸せ」探し、まだまだ続きます。

雨上がりのクモの巣：
https://asknature.org/strategy/web-directs-continuous-water-collection/#.Xbt04eR7kkE