タイマーに助けられる [日々の暮らし]
大学の秋学期が始まって以降、加速度的に忙しく
なりました。この秋は例年にも増して通訳業務(単発)も
多く、その準備に追われていました。
放送通訳の場合は完全な生同通ですので、準備と言えば
せいぜい紙新聞を丹念に読むことと、当日のニュースを
ネットでチェックするぐらいでしょう。
ところが通訳案件の場合、それぞれテーマが異なり、
お客様の顔ぶれも様々です。オーディエンスは専門家か
一般市民か、専門用語はどこまで使って良いかなど、
TPOに合わせて通訳現場で使う言葉まで考えることになります。
しかも自分にとって未知の分野の案件であれば、
受験勉強のごとく猛勉強せねばなりません。
大学や通訳学校の授業準備、執筆原稿、家のこと、
自分の体調管理などをバランスよく考えながら
勉強を進めることになります。
こうした作業というのは、そのさなかにいると緊張感を
伴います。ゆえにかえって疲労を感じないのですね。
アドレナリンのおかげです。
ところがいざ、大仕事を終えるとそれっとばかりに
疲れが私の場合は出てしまうのです。
その疲労回復のためにマッサージ店や鍼灸店に
行くようにはしています。おかげで確かに疲れはとれます。
けれどもそれと同時に、なぜかたまっていた疲労が
かえって噴き出すこともあります。
さあ、そうなると大変!何もしたくない~~~、眠い~~~、
仕事シンドイ~~~、というモードに見舞われることに
なります。そういうときというのは、往々にして
些細なことでも心がささくれ立つケースが増えていきます。
食事中に家人に「ね~、聞いてよ~~~、〇〇が
バツバツでさ~(繰返し3回ほど)」などに
なりかねないのですね。普段元気なときであれば
まったく気にかけないようなことが、ここぞとばかり
気になってしまいます。要は疲れると
不満のネタがあちこちに転がって見えるのでしょう。
さらにそういう時に限って台所に目を向ければ、洗うべきお皿の山が。
そこでどうするか?このまま食卓に座りっぱなしでは
何一つ片付きません。これではますます気分が滅入ります。
ということで、こうした時に私が活用するのが
キッチンタイマー。とりあえず10分だけセットして、
お皿洗いを始めます。すると不思議不思議。手作業が
セラピーになるのか、はたまた奇麗になったお皿に
自己肯定感を得られるのか、どんどんはかどり始めます。
こうなればしめたもの。あとはひたすらその作業を
続けるのみ。タイマーが10分後に鳴っても
「ま、せっかくここまで洗ったし、あと少し頑張ろう!」
ともう10分タイマーをかける自分がいます。
タイマーに救われる瞬間です。
なりました。この秋は例年にも増して通訳業務(単発)も
多く、その準備に追われていました。
放送通訳の場合は完全な生同通ですので、準備と言えば
せいぜい紙新聞を丹念に読むことと、当日のニュースを
ネットでチェックするぐらいでしょう。
ところが通訳案件の場合、それぞれテーマが異なり、
お客様の顔ぶれも様々です。オーディエンスは専門家か
一般市民か、専門用語はどこまで使って良いかなど、
TPOに合わせて通訳現場で使う言葉まで考えることになります。
しかも自分にとって未知の分野の案件であれば、
受験勉強のごとく猛勉強せねばなりません。
大学や通訳学校の授業準備、執筆原稿、家のこと、
自分の体調管理などをバランスよく考えながら
勉強を進めることになります。
こうした作業というのは、そのさなかにいると緊張感を
伴います。ゆえにかえって疲労を感じないのですね。
アドレナリンのおかげです。
ところがいざ、大仕事を終えるとそれっとばかりに
疲れが私の場合は出てしまうのです。
その疲労回復のためにマッサージ店や鍼灸店に
行くようにはしています。おかげで確かに疲れはとれます。
けれどもそれと同時に、なぜかたまっていた疲労が
かえって噴き出すこともあります。
さあ、そうなると大変!何もしたくない~~~、眠い~~~、
仕事シンドイ~~~、というモードに見舞われることに
なります。そういうときというのは、往々にして
些細なことでも心がささくれ立つケースが増えていきます。
食事中に家人に「ね~、聞いてよ~~~、〇〇が
バツバツでさ~(繰返し3回ほど)」などに
なりかねないのですね。普段元気なときであれば
まったく気にかけないようなことが、ここぞとばかり
気になってしまいます。要は疲れると
不満のネタがあちこちに転がって見えるのでしょう。
さらにそういう時に限って台所に目を向ければ、洗うべきお皿の山が。
そこでどうするか?このまま食卓に座りっぱなしでは
何一つ片付きません。これではますます気分が滅入ります。
ということで、こうした時に私が活用するのが
キッチンタイマー。とりあえず10分だけセットして、
お皿洗いを始めます。すると不思議不思議。手作業が
セラピーになるのか、はたまた奇麗になったお皿に
自己肯定感を得られるのか、どんどんはかどり始めます。
こうなればしめたもの。あとはひたすらその作業を
続けるのみ。タイマーが10分後に鳴っても
「ま、せっかくここまで洗ったし、あと少し頑張ろう!」
ともう10分タイマーをかける自分がいます。
タイマーに救われる瞬間です。
2018-12-04 00:00
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