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15段のナゾ [日々の暮らし]

「通訳者に必要なのは体力!」を信奉しているため、
日ごろからエレベーターやエスカレーターはなるべく
使わないようにしています。私は歩数計も付けているので、
歩くだけでも相当歩数は稼げるのですね。
数字が増えるごとにモチベーションが上がります。

さて、普段私が無意識にやっていることの一つに「階段数を数えること」が
挙げられます。駅の改札からホームまでの階段、大学の教室への
階段、自宅マンション(4F、エレベーターなし!)の階段など、
いつも使っている階段でも、ついつい数えてしまうのです。
なぜなのでしょう?自分でもわかりませんが・・・。
心の中で自然とカウントしており、最上段に到達すると
達成感を抱くことができるのです。我ながらフシギな性格です。

さて、そうして数えているうちに、あることに気づきました。
駅の階段の場合、そのほとんどがおおむね15段ほどなのです。
エスカレーターを使った場合も同様で、15段数えると
上の階に到達します。うーん、ということは、法律で
15段と決められているのでしょうか?

気になったので調べてみました。

元となっているのは「建築基準法施行令」でした。
「高さが3メートルをこえるものにあっては
高さ3メートル以内ごとに、(中略)踊場を設けなければ
ならない」と出ています。ちなみに日本の場合、
段数ではなく、1段あたりの高さで決めているようです。
よって、1段が18センチの階段で3メートル以内に踊場となると、
おおむね16段ぐらいとなります。なるほど、というわけで
私が数えた15段というのもナットクです。

確かに駅の階段で「15段+踊場+15段」であれば
踊場があるので一安心です。もしこれが、「30段踊場なし」だと
相当こわ~い階段になりそうですね。

あ、今回ももちろん、階段関連の英語が気になったので
調べました!お時間のある方はこちらもドーゾ:

http://pacifictimberworks.ca/staircases/staircase-terminology/

ああ、面白い~!
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