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どこでも同通 [仕事]

勉強をする際、その人その人によって快適な環境が
ありますよね。私は図書館のように完全な静寂は苦手で、
カフェぐらいの騒音がある方がはかどります。
ただ、あまりにもうるさいとこれまた集中できません。
そのような時はヘッドホンをしてラジオのホワイトノイズを
流します。これが私にとっては勉強スイッチとなり、
かなり集中できます。ザーッという音だけなのですが、
なぜだかはかどるのですね。不思議なものです。

理想としては自宅の書斎にある机に向かって勉強すること
なのですが、必ずしもそれがベストとは限りません。
自宅にいれば訪問販売や電話もありますし、やり残している
家事が気になります。また、なかなか乗り気でないときは、
ついつい家事に「逃げる」こともあるのです。
こうなってしまうと、せっかく一日在宅だったのに
仕事は何一つ進まず(でも家はキレイ)となりかねないのです。
悩ましいところです。

通訳の勉強の場合、語彙力を増やしたり、大量の文章を
読んだり、リスニングやスピーキングに励んだりと
やるべき課題はたくさんあります。特に私の場合、
数日間同時通訳をやらないとあっという間にさび付きます。
よって、声を出す、同時通訳に必要な瞬発力を練習するなど、
自分なりに課題としているものがあります。

最近は放送通訳で英日の一方通行が増えていることもあり、
たまに会議通訳やビジネス通訳などで日英通訳をする場合、
念には念を入れて練習せねばなりません。

そこで編み出した方法が「どこでも同通」。聞こえてきたものを
片っ端から日英にしていくという方法です。
車内アナウンスの日本語を英語に直したり、
テレビの番組の日本語も英訳したりという具合です。
いずれも同時通訳にトライします。

先日のこと。とある講演会に出かけたのですが、いざ
参加してみたところ、私が予想していたものと違う内容でした。
うーん、90分聞き続けるのは辛いなあと思っていたものの、
途中退出も憚られました。そこで90分間、ひたすら日英の同通を
頭の中でしていたのでした。かな~~りきつかったですが、
終了時間をイライラしながら待つよりも生産的と
割り切ることで、何とか切り抜けました。

物は考えよう。時間は使いよう。
いつでもどこでも同通で、研鑽していきたいと思っています。
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