トリエステまで [日々の暮らし]
週2回授業を担当しているのですが、その大学の中でも私のお気に入りは図書館です。
キャンパスの真ん中にあり、どの校舎からもアクセスが良く、
蔵書も実に充実しています。授業の後、図書館へ足を運び、
本棚をじっくりと眺めるのは私にとって至福のひとときです。
最近私が注目しているのは「ガイドブック」のコーナー。
ダイヤモンド・ビッグ社が発行している「地球の歩き方」は、
私にとって思い入れのあるシリーズです。と言いますのも、
まだインターネットがない時代に海外旅行をする若者たちにとって、
「歩き方」はバイブルのような存在だったからです。
図書館の棚には最新のシリーズが並んでいるのですが、
改めて眺めてみると、本当に世界中を網羅していると感じます。
今やウェブカメラでライブの現地映像を見られる時代でもありますが、
300ページほどに収められた「歩き方」も、
思いがけない情報との出会いがあるので好きなのですね。
たとえば先日借りたのは「クロアチア・スロヴェニア」の一冊。
旧ユーゴの一部であったこの2国も、ユーゴ解体と共に独立しています。
クロアチアと言えば、イギリスに暮らしていた2001年に
ワイルドカードでウィンブルドンに出場したゴラン・イワニセビッチも
同国出身です。
一方、最近スロヴェニアが大きく注目されたのは、トランプ大統領夫人の
メラニアさん。首都リュブリャナの大学を1年で中退し、モデルとなっています。
「歩き方」は全頁カラーなのですが、ページをめくってみると、
両国ともに歴史があり、ヨーロッパの影響が色濃く残っていることが
分かります。建造物だけでなく、自然も豊か。食べ物もおいしそうです。
巻末には簡単なフレーズも紹介されています。
ちなみにスロヴェニアの国名の由来はいくつかあるそうです。
「スラブ(Slav。名声、栄光)」から来たという説や、
「会話(slovo)」が源という説もあるそうです。
旧チェコスロバキアから分離独立した「スロバキア(Slovakia)」も
「スラブ」が語源とされています。
ところで「歩き方」に出ている地図を見てみると、
イタリアの都市トリエステはスロヴェニアのすぐ西にあります。
その部分だけイタリアの領土が突き出している感じです。
トリエステと言えば、須賀敦子著「トリエステの坂道」が有名です。
・・・ということで、今回も「歩き方」からトリエステまで飛びました!
キャンパスの真ん中にあり、どの校舎からもアクセスが良く、
蔵書も実に充実しています。授業の後、図書館へ足を運び、
本棚をじっくりと眺めるのは私にとって至福のひとときです。
最近私が注目しているのは「ガイドブック」のコーナー。
ダイヤモンド・ビッグ社が発行している「地球の歩き方」は、
私にとって思い入れのあるシリーズです。と言いますのも、
まだインターネットがない時代に海外旅行をする若者たちにとって、
「歩き方」はバイブルのような存在だったからです。
図書館の棚には最新のシリーズが並んでいるのですが、
改めて眺めてみると、本当に世界中を網羅していると感じます。
今やウェブカメラでライブの現地映像を見られる時代でもありますが、
300ページほどに収められた「歩き方」も、
思いがけない情報との出会いがあるので好きなのですね。
たとえば先日借りたのは「クロアチア・スロヴェニア」の一冊。
旧ユーゴの一部であったこの2国も、ユーゴ解体と共に独立しています。
クロアチアと言えば、イギリスに暮らしていた2001年に
ワイルドカードでウィンブルドンに出場したゴラン・イワニセビッチも
同国出身です。
一方、最近スロヴェニアが大きく注目されたのは、トランプ大統領夫人の
メラニアさん。首都リュブリャナの大学を1年で中退し、モデルとなっています。
「歩き方」は全頁カラーなのですが、ページをめくってみると、
両国ともに歴史があり、ヨーロッパの影響が色濃く残っていることが
分かります。建造物だけでなく、自然も豊か。食べ物もおいしそうです。
巻末には簡単なフレーズも紹介されています。
ちなみにスロヴェニアの国名の由来はいくつかあるそうです。
「スラブ(Slav。名声、栄光)」から来たという説や、
「会話(slovo)」が源という説もあるそうです。
旧チェコスロバキアから分離独立した「スロバキア(Slovakia)」も
「スラブ」が語源とされています。
ところで「歩き方」に出ている地図を見てみると、
イタリアの都市トリエステはスロヴェニアのすぐ西にあります。
その部分だけイタリアの領土が突き出している感じです。
トリエステと言えば、須賀敦子著「トリエステの坂道」が有名です。
・・・ということで、今回も「歩き方」からトリエステまで飛びました!
2018-06-03 00:00
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