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科学論文から思うこと [英語]

先日、大学図書館からイギリスの科学誌natureを
借りてきました。2017年2月23日号です。
私は理系の話題に疎いため、せめて少しでも
科学トピックに触れることにより、食わず嫌いを
なくしたいと思い、借りた次第です。

natureの前半は科学の話題などが満載ですが、
後半になると研究レポートや論文が出てきます。
データの図表あり、引用あり、参考文献ありなど、
私にとっては「書かれている言葉が英語である」ということこそ識別できますが、
内容に関してはほとんどわかりません。
けれども大事なのは「とりあえず最後のページまで
めくること」と思っていますので、パラパラと
ページを繰りながら未知の世界を楽しんでいます。

ところで今回論文ページを見ていて、ふと
注目したことがありました。それは執筆者の名前です。
素人から見ても、中国系の名前が非常に多かったのですね。

そこで早速数えてみました。

論文の総数はおよそ15本。
そのうちの中国・韓国系と思しき研究者のお名前は
36名ほどでした。

一方、日系人含め日本人と思われる方のお名前の数は
わずか6名です。

・・・うーん、たまたま、なのかもしれません。
また、一言で「中国系」と言えども、世界中に移民として
暮らす中国系の方は大勢います。マレーシアやシンガポールも
同様です。つまり断定することはできないのですが、
それでも日本の科学技術の素晴らしさを思うと、
もっと日本人からの発信があっても良いと感じたのですね。

「英語力がないから発信しづらい」というのとは別の視点から、
世界に広く目を向けることや次世代への科学技術教育なども
含め、これは私たちが考えねばならない課題だと感じます。
そのようなことをnatureをめくりながら考えさせられたのでした。
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