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責任の取り方 [日々の暮らし]


いつも楽しみにしている日経新聞の連載の一つに
「私のリーダー論」があります。6月10日夕刊に
掲載されていたのは、ローソンの竹増貞信社長でした。
竹増さんは三菱商事を経て2014年からローソンで
陣頭指揮をとっておられます。

コンビニというのは加盟店によって成り立っています。
オーナーたちをまとめるのは、そう簡単では
ありません。だからこそ、信頼してもらうために
竹増さんは以下のように述べています:

「リーダーが責任を取ると表明することで、
物事が動き始める瞬間がある」

これはビジネスに限らず、どのような分野においても
人が集まる組織であれば当てはまると思います。
ボランティア団体しかり、家族しかりです。
トップに立つ者が曖昧な態度や、いざという時に
逃げるようでは、その組織は動かないのです。

かつてロンドンの大学院でボランティアセクター組織論を
学んでいたとき、リーダーシップに関する講義が
ありました。NPOであっても、しかるべき
リーダーや責任所在が明らかであれば、その団体は
成功する、という内容でした。

他にも竹増氏の以下の言葉が心に残りました:

「(加盟店のオーナーは)仲間だからこそ意見は
躊躇せず、ストレートに伝えなければならない。」

「仲間を守ることはリーダーの大きな責任」

「何があっても最後は絶対に加盟店を守り抜く」

最後まで見放さず、捨てず、とことん守り抜くこと。

これは人生の様々な場面にあてはまると感じました。

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