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聞き間違い [英語]

同時通訳をしていると、それこそ「ヒヤリ・ハット」に
よく遭遇します。その最たる例が「聞き間違い」。特に
私が難儀するのが、canとcan'tです。

イギリス英語であればcan'tは「カーント」と伸びるので
大丈夫です。が、アメリカ英語の場合、どちらも「キャン」の
部分が強く聞こえてしまい、肯定文か否定文かわからなくなります。
たいていの場合は文脈で類推して訳すのですが、それすら
難しいとなるとお手上げです。それこそ「いちかばちか」の
メンタリティとなります。

ところで先日のこと。家族とコロナウィルスについて話していた際、
「検疫官」ということばが出てきました。これも
「えんえきかん=検疫官」と漢字が想像できれば
良いのですが、そこが今一つだと「けんえ・きかん」のような
区切り方を頭の中でしてしまうかもしれませんよね。

私の場合、日常生活でこうした聞き間違い・早とちり解釈などが
少なくありません。もっとも、仕事であれば通訳者の信頼問題に
なりますのでこちらも必死ですが、単なる「空耳」であれば
むしろ笑いのスパイスとなります。

ちなみにこの間スーパーで聞き間違えたのは、

「アイワイカード」



「アリバイカード」

でした。

自分でもなぜかわかりません。スパイ小説を読んだわけでも
ないですし。
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