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流行は変わる。そういうもの [日々の暮らし]

先日、とある食材店で買い物をしたときのこと。
レジでお会計をしようとすると、「レジ袋の代わりに
紙袋の提供も可能」という旨が書かれた紙が貼られていました。
このところプラスチックを避ける動きが色々なところで
見られていますよね。それを反映したものです。

でも、ふと考えてしまいました。と言いますのも、
確か数年前は紙の無駄遣いが叫ばれ、コピー用紙も
リサイクル系になりましたし、店頭での紙袋も
避けられる時代があったからです。
書店のブックカバーも下火になりましたし。

ということは、昨今のプラスチック回避で再び
紙がメインになることも考えられます。書店であれば
ビニール袋には入れず、ブックカバーだけで手渡し、ということも?

一方、周りを見渡してみると、まだまだ削減できるところは
あるかと思います。たとえばオフィスの給湯器脇にある
プラスチックカップやマドラーもそうです。
一杯分の個包装インスタントコーヒー、
個包装されたスイーツも同様です。便利であるということは、
その分資源が使われているということになります。

ちなみに万年筆のカートリッジなども同様ですよね。
私が子ども時代に過ごしたイギリスではまだインクの大瓶を
持参し、インクが切れるたびに吸い上げるという方法がとられて
いました。日本のように鉛筆書きが許されず、清書は
すべて万年筆というのがイギリスの学校のルールだったのです。

当時の学校では、机の上にインク壺用の穴がありました。
このインク用の穴は英語でink wellと言います。私が当時
使っていたような机がオークションサイトに出ていました:

https://www.ebay.co.uk/itm/antique-double-school-desk-with-Ink-Wells/283607240162?hash=item42084f0de2:g:URsAAOSwvMddc-lt

これが今やビンテージもので2万円弱の値が付いているとは!!

何はともあれ、時代と共に価値観は変化していきます。
今やプラスチック削減が大きなキーワード。その代替品を考える上では
やはり多少の不自由さも求められると思います。

時代の流れと共に価値観は変わる。そういうものなのでしょう。
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