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買いたい本 [日々の暮らし]

ここ数年はもっぱら図書館を使っています。
理由は「モノを増やしたくないから」。
かつての私は本を大人買いしてしまい、
結局読み切れず、熱が冷めてしまうということを
繰り返してきました。

他のテーマに心が移ってしまった。
でも本棚の本たちはそのまま。
手に取るでもなく、宝の持ち腐れと化していました。
そして数年が経ち、断捨離をして古書店へ。
何ともかわいそうなことをしたと思います。

また、今年初めに「こんまりさん」の片付け法を
再度試しました。その結果、今、自分の本棚にある本は
ごくごく限られています。

図書館本のメリットは、やはり「モノを増やさずに
済むこと」でしょう。また、私のように
熱しやすくて冷めやすいタイプの場合、
関心が他に移ってしまっても、そのまま返せばOK。
また興味がわいてきたら借りることができます。

一方、借りてきた本で非常に感銘を受けた場合は
思い切って購入しようと決めています。
片付け法のポイントは、物を処分すること自体が目的では
ありません。自分が本当に好きなものに囲まれて
幸せに暮らすことだと思います。

よって、本の数を極限まで絞るミニマリズムでは
私の場合、ないのですよね。数少ない本に
加わってくれる本と新たに出会えるのは
私にとって幸せなことだと改めて感じます。

最近、そのような本に遭遇しました。
一冊目はFBI前長官James Comey氏の本、
"A Higher Loyalty"です。邦訳も出ています。

実はこの本については、一度買ったことがあります。
勤務先の大学図書館で借りて非常に感銘を受けて
購入したのです。けれども過日の断捨離の際に
手放してしまいました。大学から借りて読んだのは昨年夏。
共感する箇所がたくさんあり、注文したのが
8月下旬でした。

あれから半年以上が経ちました。
そして先日のこと。CNNのAnderson Cooperがコミー長官を
番組に招き、town hall meetingが放映されました。
それを見てまた読みたくなったのです。
数週間前にペーパーバック版が発売され、新しい前書きがあるとの
ことですので、今度はそちらを買う予定でいます。
きちんと読み直そうと思っているところです。
今度こそ手放さないようにしなければ!

もう一冊は佐藤優氏の本。
「友情 僕と豊島昭彦君の44年」(講談社、2019年)です。
こちらも大学図書館から借りました。
印象的な部分がたくさんあり、付箋を貼り、
それをノートに書き写そうとしたのですが、
あまりにも多くあります。
これは購入して「手元に置いておくべき本」と
結論付け、先程注文しました。
到着が楽しみです。

ちなみにコミー長官と佐藤氏との共通点。
それはお二人ともアメリカの神学者ニーバーに
多くの影響を受けている点です。
コミー氏と佐藤氏が昨今の世界情勢について
対談したら、きっと興味深い内容になるでしょう。
いつか実現てほしいと思います。
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