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時刻表と世情(再び) [英語]

先日のブログで時刻表について記載したのですが、
なぜかリンクを貼った過去の記事そのものが
載ってしまいました。よって、再度の執筆です。

書こうと思っていたのは、ポケット無料時刻表について。
2018年3月ダイヤ改正版と2019年3月の改正版を
比較してみて気づいたことです。

どちらも白黒の二色刷り。
東北・山形・秋田・北海道新幹線のダイヤが
掲載されています。
ところが2冊を比べてみて気づいたのは、
「広告がなくなった」ということでした。

表紙をめくると昨年版の方にはJRの広告がありました。
Suicaなど自社商品のPRです。
表紙の裏、裏表紙および裏表紙をめくったところに
掲載されていました。合計3か所です。

ところが今年の冊子は、どちらのページも
真っ白なままなのです。なぜなのでしょう?

私が想像するに、そもそもポケット無料時刻表を
もらう人が少なくなったことが考えられます。
誰もがスマートフォンの路線検索を使うため、
印刷しても、たとえ無料であっても、もらっていく人が
減ったのではないでしょうか。よって、たとえ
自社商品のPRであっても、印刷するにはお金がかかりますので、
訴求効果も少なくなる。
そうした理由なのではと考えています。

電車内の広告も同様です。
かつては網棚上側の広告や中づり広告など、
電車内は広告でいっぱいでした。吊革のベルトの部分にも
あったほどです。けれども今はトレインチャンネルのような
動画が流れていても、あまり車内で顔を上げる人はいません。

広告というのは世情を反映させるものなのでしょうね。

なお、日本語では「コマーシャル(CM)」と言いますが、
イギリスにいた時はadやadvertisementの方を
よく耳にしました。ちなみにAdvertiserには「日刊紙」
という意味があります。私が幼少期に暮らしていた
Croydonで発行されていたのはThe Croydon Advertiserです。
新聞名にはたいていTheが付きます。「ジーニアス英和辞典」で
theを引くと11番目の語義に説明があります。
「theが紙名の一部になっている場合は原則としてtheは
大文字」とあります。そう言えばThe New York Timesや
イギリスのThe Times、日本のThe Japan Newsなどが
そうですよね。
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