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NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」掲載 [掲載]

4月23日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
「ノートルダム大聖堂で火災」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n190423.html

どうぞよろしくお願いいたします。

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「通訳者のひよこたちへ」更新のお知らせ [掲載]

「通訳者のひよこたちへ」第393回がアップされました。
タイトルは『反面教師も大事』、
書籍紹介では「吾輩や猫画家である:ルイス・ウェイン伝」
(南條竹則著、集英社新書、2015年)を取り上げました。

https://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/15193.html

お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

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いつでもどこでも瞑想

出先でフリーペーパーをいただくことがよくあります。
今の時代、チラシやミニコミ紙もどんどんデジタル化の波に
呑まれて廃刊になっています。それでもなお、
がんばって発行し続けているペーパーを見ると
応援したくなります。

先日いただいたフリーペーパーには
実に良いことが書かれていました。
読んですぐに処分してしまったため、手元にないのが
惜しまれるのですが、そこに書かれていたの
「瞑想」についてでした。

いわく、いつでもどこでも瞑想は可能なのだ、と。

つまり、こういうことなのです。
目の前のものにひたすら集中すれば、
ミスも防げるのだと。たとえそれが家事であっても、
そのことに没頭することが瞑想につながるという
記述でした。

確かにそうですよね。私も忙しくなるとついつい
考え事をしながら家事をしてしまいます。
その結果、必要以上に慌てたり、物をこぼしたり
落としたりとなり、ますます時間をとられる次第です。

・・・気になったので探したらありました!
東京メトロの駅で配布されている「メトロポリターナ」です。
4月号の「お多福美人講座」、著者は元新橋芸者の
千代里(ちより)さんでした。

千代里さんの文章はほんわかしていて毎号チェックしています。

ちなみに「瞑想」は英語でmeditation。
16世紀初めに誕生した語で、元はラテン語です。
medit-(考える)+-ate(~させる)から来ています。
medicalのmedも同じ語源だそうです。

meditationでもう一つ。
デカルトの「省察録」は英語で"Meditations on First Philosophy"
と言います。デカルトと言うと「方法序説」の方が有名ですよね。
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ナンバープレート [日々の暮らし]

車での移動の際、楽しみにしていることがあります。
車種やデザインをながめること、窓からの景色を楽しむこと、
BGMにしている音楽で一人カラオケをすることなどです。

そしてもう一つ、密かな楽しみがあります。
それは「ナンバープレート」。
「今日、目にするナンバープレートで一番遠方から
来た車はどれ?」と考えながら眺めてみるのです。

首都圏を走っていると、地名も近郊のものが多いのですが、
たまに遠くからやってきている車を目にすることがあります。

これまで見たのは札幌ナンバー、鹿児島ナンバー、
那覇ナンバーなどです。遠ければ遠いほど嬉しくなります。

先日は「なにわ」ナンバーも発見。
こうした「オール平仮名ナンバー」もお気に入りです。
「なにわ」以外に「つくば」「とちぎ」「いわき」が
あるようです。合計4つとなると、ますますレア度が高いですねえ。

そうそう、ナンバープレートもよーく見てみると、
白地・緑地(商用車)だけでなく、うっすらと
放射状に色が施されている五輪仕様があります。
これは寄付金を出すと公布されるそうです。

https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/procedures_m_000362.html

ナンバープレートは英語でlicense plateあるいは
number plateと言います。イギリスの現行プレートに関する
法律は2001年に導入されており、「2文字(自動車登録場所を
表す)+2桁の数字(発行された時期)+3文字(ランダム)」から
成り立っているそうです。

https://www.gov.uk/displaying-number-plates

防犯対策が施されたプレートもあるのだとか!
確かにイギリスに暮らしていたとき、近所に自動車が
放置されていたのですが、日を追うごとにバンパー→
ミラー→車輪という具合になくなっていくのを
見たことがあります。うーん、いくら放置車とは言え・・・。
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片付けして良かったこと [日々の暮らし]

1月下旬から2月にかけて、こんまりさんの本を元に
大々的な片付けをしました。順番に行い、
大幅にモノを減らせてすっきりしたのですが、
思い出品のところで一旦停止。手付かずとなっています。
本の通りに進めるのであれば、一気にアルバムや
手紙など、一通り片づけるべきなのでしょう。けれども
私なりに考えた結果、今の時点では洋服・書籍・紙類・小物まで
片付けをしましたので良しとしています。

片付けをした結果、思いがけず道が開けた部分があります。

たとえば仕事。

ここ数年は放送通訳と指導の仕事がメインになっているため、
思い切って時代遅れのジャケット・スーツを処分しました。
ところが、片付けた後になぜか「要スーツ」という
仕事がありがたいことに立て続けに舞い込んだのですね。
不思議なものです。

幸い今はレンタルスーツショップが充実していますので、
そちらで対応したのですが、それまで「要スーツ着用業務」が
減っていたことを考えると、片付けが却って仕事を
招いてくれたのかもしれません。

もう一つは、新たなことに挑戦したこと。

具体的には「ヘアスタイルを変えたこと」と
「新しいスポーツを始めたこと」です。

長年マンネリ化していたロングヘアを、ボブ風に
バッサリ切り、気持ちもスッキリしました。
ミディアムにしてからの方がむしろドライヤーで内巻きにしたり、
自然にはねるスタイルにしたりと却って考えるようになりました。

スポーツに関しては「プール・デビュー」がありました。
元々かなづちで水に顔を付けるのが大の苦手。
スポーツクラブには立派なプールがあるものの、
10年以上も会員でいながら一度も使ったことがありませんでした。

ところが片付けと時を同じくして関節が痛むようになったため、
思い切ってプールのレッスンへ。想像以上にハードで
スタジオレッスン60分以上のスタミナを要するのでは
というぐらい、充実していました。以来、プールでの
ウォーキングも楽しんでいます。

というわけで、私にとっての片付けは、新たな世界への扉と
なりました。片付けようかどうしようか迷っておられる方、
少しでも始めてみると、何かが変わるかもしれませんね。
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終点探し [日々の暮らし]

紙地図が大好きで、旅先だけでなく、地元の区役所などに
置いてあるものもよくいただいています。
先日手に入れたのは、地元のバスマップ。
毎年発行されている冊子版です。

ページをめくると本格的な地図が出ているのがわかります。
よく読むと、国土地理院発行の数値地図が
使われているとのことです。数値地図の説明はこちら:

http://www.gsi.go.jp/kibanjoho/kibanjoho40027.html

バス停などに掲げられている地図は略地図が多いのですが、
この冊子は本格派です。

地元の地図がここまで細分化されているのも嬉しいのですが、
それより何より楽しいのが「終点探し」。
そう、バスの最終目的地を地図上で見つけることです。

たいていのバスは駅を出発します。
行先もそれぞれ。中でも私が魅了されるのが、
駅からうんと遠い場所、それこそ野原の真ん中のような
終着ストップなのです。

我が家は最寄り駅まで歩いて10分弱です。
その一方、こうしたバス路線図を見ると、
一番近い駅に行くだけでもバスに揺られなければならない場所が
あることに気づかされます。

ところでバスの番号の付け方も、場所によって異なりますよね。
東京都の場合、都営バスや私鉄のバスが走っていますが、
都営バスの場合「海01」といった表示です。
いわゆる「系統」になっています。
都営バスのHPで英語版を見てみると、系統はRoute Numberと
表示されていました。日本語がわかる人であれば「海」が
数字の前にあってもOKですが、漢字が読めないと
結構大変ではと思います。

その点、数年前に出かけた京都の場合、バスの番号の
殆どが数字のみでした。使いやすかったですね。

ロンドンのバスも同様に数字だけです。
観光客向けの簡易版であればダウンロードできます。

https://tfl.gov.uk/travel-information/visiting-london/getting-around-london/visitor-maps?intcmp=28170

他言語でも書かれていますが、残念ながら日本語はありません。
日本の国際社会におけるステータスが上がると
お目見えするかもしれませんね。
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NHK「世界へ発信!ニュースで英語術」掲載 [掲載]

4月19日放送分の翻訳・解説を担当いたしました。
「京都の観光客にサルの被害」というニュースです。
お時間がございましたらご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n190419.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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年齢表記 [日々の暮らし]

先日の新聞で、日本にある大手証券会社のトップに
女性が就任したと出ていました。
1985年に制定された男女雇用機会均等法から
30年以上が経っています。
女性たちの活躍が評価されていることは喜ばしいことです。

今回の記事で私が注目したのは、女性たちのプロフィールでした。
出身大学名やこれまでの経歴が綴られています。
特に興味深かったのが、「年齢を表記していないこと」でした。
男性の場合、カッコで年齢が出ていることが多いのですが、
こうした違いも興味深いと思います。

その一方、いまだに年齢を表記せねばならない場があります。
たとえば新聞社の読者投稿欄。せめて「20代」「50代」という
書き方にすればと思うのですが、しっかりと
実年齢が紙面には出ています。

海外のメディアに注目すると、年齢を記載したうえでの
投稿はほぼありません。TIMEやNewsweekなどそうですし、
日本で発行されている英字新聞、The Japan Timesや
The Japan Newsにも年齢は出ていないのですよね。

NHKの朝のラジオ番組では読者の投稿が読み上げられています。
こちらは「30代のラジオネーム、〇〇さん」となっています。

新聞の投稿欄の場合、「昔から年齢表記を
しているから」という事情もあるのでしょう。
けれども「年齢を書かねばならないのなら、投書しない」
という人もいると思います。そろそろ時代の流れに従い、
年齢を非表記にしても良いのではと私は思います。

ちなみに読者投稿欄は英語でReaders’ Forumや
Letters to the editorなどと言います。
私は学生時代、「一生に一度で良いからTIMEの
投書欄に名前を掲載されたい!」と思い、せっせと
投書していました。が、自分の英語力の低さ故、
叶わなかったことがあります。懐かしい思い出です。
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あだ名 [日々の暮らし]

日本人の名前を呼ぶ際、親しみを込めてあだ名で呼ぶことが
ありますよね。「〇〇ちゃん」だけでなく、名前の一部を
取って「っち」「パン」などの語尾が見られます。

たとえば、「イノッチ」「アヤパン」「カトパン」
「ユーミン」「ガッキ―」「タッキー」
などはその一例です。

こうした語尾は日本語文法においてどのような位置づけなのか
気になります。早速調べたところ、以下の論文が見つかりました。

http://nirr.lib.niigata-u.ac.jp/bitstream/10623/17945/1/09_45_0021.pdf


愛称語形式と言うそうです。読んでみると、
「っち」だけでなく「ぴん」「ちん」など色々あります。

そう言えば以前どこかで読んだのですが、
アンパンマンが乳幼児に人気なのは、発音しやすいから
だそうです。

上記論文を読むと、英語名の場合、せいぜい冒頭の数文字を
取ってニックネームにするにとどまっています。
そう考えると、日本語というのは奥が深いですよね。

日本語について楽しく知りたい方はこちらもどうぞ:





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News intro [日々の暮らし]

日本のニュースと海外のニュースの違いには
色々とあります。たとえば日本のプライムタイムの場合、
キャスターや解説者などが複数出演し、
スタジオのセットもアットホームな雰囲気です。

一方、私が子どもの頃は「ニュース=怖いイメージ」でした。
キャスターは常に男性。横に座る女性は
自らを「アシスタントの〇〇です」と自己紹介する、
そんな時代だったのです。キャスターたちに笑顔はなく、
いたって真面目な番組という印象でした。

そう考えると、今の日本のニュース番組(特に夜)は
どちらかと言うと、柔らかめです。

そのような発想から日本と海外のニュースを比べてみると、
いくつかの気づきがありました。

最近注目しているのが「テーマ音楽」。

日本の夜ニュースの場合、イントロ音楽は
穏やかなメロディであり、決して
おどろおどろしくはありません。
どちらかと言えば曲調も「長調」です。

一方、BBCやCNNなどのテーマ音楽は
淡々としています。雰囲気的には「短調」の音色です。
CBS Evening Newsはその点、ポジティブなサウンド
だと思います。

気になったので調べてみると、ニュースのイントロ曲ばかり
集めた動画がYou Tubeでありました。
Bintro.さんという方がまとめています。

https://www.youtube.com/user/Bintro1

Bintro.さんのいわば自己紹介動画なのですが、
クラブミュージックのコンピレーションのような感じ。
Zeddを思い出します。かっこいいです。

たとえばこちらはBBCニュースの1954年から2015年までの曲:

https://www.youtube.com/watch?v=x5PUlWS8g14

時代を感じさせる音色です。私にとっては幼少期に親しんだ曲、
留学時代、BBC勤務時代など、それぞれの時代を思い起こさせる
メロディばかりです。BBCのニュースイントロが
大幅に変わったのは1999年。日本語部で放送通訳をしていたときでした。
以来、BBCはこのDavid Lowe作曲をアレンジし続けながら用いています。
時報のようなサウンドが特徴です。

次はヨーロッパ各国の2016年ニュース・イントロ。
近年のBBCのグラフィックスとよく似た映像です。
国名・曲名があり、分かりやすい動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=eyCDagFLW3M

一方、The Personとおっしゃる方がYou Tubeでまとめた
イギリスITN Newsの1965年から2017年イントロはこちら:

https://www.youtube.com/watch?v=ir2_u50I8Ck

基本メロディは同じですが、アレンジが加えられているのが
分かります。そしておなじみのビッグベンも。

私自身は「ニュースとは真面目なものであるべき」という考えです。
よって、バラエティ化するよりは、淡々と読み上げるタイプが
好きですね。イントロ曲も番組のアイデンティティですので、
むやみに変えずにいる方が好みです。イギリスを旅行した際、
ホテルのテレビでおなじみの曲を聴くとホッとします。
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