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ボールペン迷走中 [日々の暮らし]

「迷走中」とタイトルに書こうと思いきや、なぜか
「瞑想中」と変換されてつい笑ってしまいました。
今日はボールペンに関するお話です。ちなみに
イギリスではボールペンのことをbiro(バイロ―)と言います。

通訳の仕事ではたくさんメモをとります。よって
複数のボールペンを念のため持ち歩いていることが必須です。
私はデビュー直後は何本もペンをカバンに入れていたのですが、
すぐに多色ペンに切り替えました。
赤・青・黒・シャーペンが一本に入っているものです。
たとえ業務中にインク切れを起こしても、すぐに別の色を
使えるのですね。以来、ずっと多色ペン派です。

先日断捨離をした結果、カバンの中から予備のペンとして
某メーカーの「消せるボールペン(多色版)」が出てきました。
以前愛用していたのですが、インクの減りが早くて
頻繁に交換するのが煩雑となり、「予備のペン」として
カバンのポケットにしまっておくようになったのです。

再び取り出してみて使い始めたところ、やはり書き味は
なめらかですし、手帳に書いた項目なども消すことが
出来て便利です。再度、現役ペンとなりました。
それまで使っていた別会社の多色ペンが今度は
予備ペンとなった次第です。

ところが、やはり、やはり!
インクの減りが早いのですよねえ。「消せる便利さ」と
「頻繁に替え芯の交換+替え芯の購入」どちらを取るか
という選択に迫られました。

しかも先日、このペンだけを持参して確定申告に出かけた際、
公文書には消せるペンが使えぬことが発覚。
それで不便な思いをしたのでした。

そこで結論:やはり「消せない多色ペン」を第一線に投入し、
「消せるペン」を予備に退役していただきました。
でも後ろ髪を引かれる思いはあるのですよねえ、何分便利ですし。

ということでボールペン迷走中です。

ところでなぜbiroというのでしょう?
調べたところ、1940年代に生まれた単語で、ハンガリー人発明家
Laszio Jozsef Biroさんという方のお名前からだそうです。
ボールペンの発明者です。
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