SSブログ

開け口あれこれ [日々の暮らし]

イギリス暮らしを終えて帰国した際、日本の気配りで
感激したことがあります。レジでお札を両手で渡されること、
丁寧なお辞儀などはその一例です。スーパーでは
少しでも行列ができると、すぐに新たなレジが開けられます。

もう一つ、「素晴らしいな」といまだに嬉しく思うのが
商品のパッケージ。具体的には「開け口」です。
たとえば自宅に送られてくるダイレクトメールは、
開封しやすいように点線が入っています。
端には「ここからご開封ください」との文字が。
確かにこのような一手間が先方によってなされていると、
「開けずにゴミ箱直行」とはなりづらくなりますよね。

他にも小麦粉のジッパー上の開封部分も、
開けた際に小さな段差ができます。このおかげで
次に開ける際には端通しがくっつかない仕組みとなっています。
これなど某家電メーカーCMではありませんが、
「ニクイねえ」とうなりたくなります。

ちなみに英語で「開ける」はtear。
発音は「テア」です。「涙」は「ティア」ですよね。
使いやすく開けやすい開封口をグーグルで英語入力
して画像検索したところ、色々と出てきました。
英語ではeasy openと言うようです。

あ、もう一つ思い出しました。ケチャップとマスタードが
組み合わさり、使う際に押し出すタイプの容器は
「ディスペンパック」と呼ぶそうです。
アメリカで考案されたものですが、日本ではほぼ唯一
下記の会社が作っているようです。

https://www.dpj.co.jp/what/index.html

ミラー会社のコミー同様、隙間産業で元気な会社が
日本にはあるのですね。

https://www.komy.jp/
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。