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新年を見据えて [日々の暮らし]

今日で2018年も終わります。いよいよ明日から2019年。
新元号まであとわずかです。
皆様にとってこの一年はどのような年でしたでしょうか?
今年もこのブログをお読みいただき、また、コメントも
お寄せいただきありがとうございました。
頂戴したコメントはいつも励みにしてまいりました。
来年もよろしくお願いいたします。

去年の大晦日にこのブログでAIとの共存について書きました。
2018年もAIがずいぶん話題になったと感じます。
と同時に、2018年を一言で表すなら「不寛容の時代」だったとも
思います。一つの国の為政者が変わったことにより、
世界秩序の変化が生じました。それが実際に私たちの身近にまで迫ったように
感じます。

一昔前にも先が見えない時期がありましたが、
そのような時ほど、未来に希望を抱き、皆が同じ方向を
向いていたように思うのです。

一方、最近は誰もが生きるのに必死、
でも全体としてどこに希望を見出して
向かっていくのか戸惑っているようにも感じます。
ゆえに声の大きい人や積極性のある人が余計目立ってしまい、
そうでないタイプの人はさらに戸惑ってしまう。
そんな空気を私はこの1年間感じていました。
自分とは異なることへの寛容性が以前より減ったように感じます。
不寛容の時代が到来したと私は思いました。

そうした中、この12月に私はとある動画に出会いました。
TEDトークのSusan Cainさんの動画です。
たまたま授業教材用の動画を探していたときに見つけたのです。

ケインさんは内向的な性格で、そのことをずっと
思い悩んでいたそうです。けれども静かで内向きの人にも
世界における役割はある。積極性や声の大きさばかりだけに
注目するのではなく、内向型の人への理解を持ってほしい
というのがメッセージでした。静かな語り口で進行する動画に
私は感銘を受けたのでした。書籍も出ており翻訳版も
あります。私は10代向け書籍"QUIET POWER"を読みましたが、
分かりやすい英語でした。お勧めです。

さて、明日からいよいよ2019年です。
私が目指したいこと。それは落ち着きと静けさの中にも芯を持ち、
自分の信念を進めていくことです。
プレゼンや外見の良さ以上に、社会の中でどのような役割を
果たせるのか、寛容性を自分の中で持ち続けるにはどうすべきか。
改めて考えて生きていきたいと思います。

スーザン・ケインさんの動画はこちらです;

https://www.youtube.com/watch?v=C87zAp-OzzI

2019年も皆さまにとって良き一年となりますよう
お祈りしております。
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