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ラグビーとピアノの共通点 [日々の暮らし]

日経新聞の最終面には「交遊抄」というコラムがあります。
これは各界の著名人が執筆するもので、ご本人と
交流のある方が紹介されています。政治家、実業家、
芸術家、スポーツ選手など、登場する人も様々。
しかも意外な人とのつながりが書かれており、私は
毎日欠かさずこのコラムを読んでいます。

2018年11月10日土曜日の朝刊には、ピアニストの
横山幸雄さんが綴っておられました。紹介されているのは
ラグビーの日本代表として活躍した藤原優さんです。
ピアノとラグビー。一見かけ離れているように見えますが、
横山さん曰く、共通点が実はあるのだそうです。以下、引用です。

「『個人競技』のピアノと『団体競技』のラグビーは
性格が異なるが、藤原さんと話すようになってから、
ピアノとの共通点が多いことに気づいた。本番での
集中力や緊張感、そして相手を研究して緻密な戦略を立てる
『知性』だ。ピアニストも音楽を徹底的に研究して
奏法を考えるという点でラグビーに似ている。」

これぞまさに通訳者にも当てはまります!
基本的には「個人」での仕事ですが、話者や聞き手を
含めれば通訳業も「団体競技」です。しかも
集中すること、緊張することなど最たるものですし、
事前準備として話者をひたすら研究するのも
この仕事には欠かせません。

これまで私はアーティストやスポーツ選手のインタビューが
好きでよく読んできました。こうしたした共通点があるからこそ、
余計惹かれるのでしょうね。
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