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consumerism [英語]

先日のこと。とある食材店で買い物をしました。
レジ袋をよーく見てみると、何やら英語が。
いつものごとく、「どれどれ、何が書いてあるのかしら?」と
眺めてみました。

読んでみると、その店名の他にconsumerismという単語が
あります。辞書を引くと「消費者優先主義」と出ています。

知っている単語ではあるものの、あまり日常会話では私自身
使いません。せっかくなので、英英辞典でどう定義されているか
調べてみました。

オックスフォード英英辞典では、sometimes disapprovingとの
但し書きが冒頭に付いています。つまり、ネガティブの意味も
含まれるのですね。ロングマン英英辞典は、

the belief that it is good to buy and use
a lot of goods and services - often used to show disapproval

とありました。そして、その次の語義として、

actions to protect people from unfair prices,
advertising that is not true etc

と出ていたのです。

一方、英和辞典の多くは「消費者保護運動」の定義が第一にあり、
「大量消費主義」は後の方に出ていました。

こうして英和と英英を比べてみると、どちらが
優先的に使われるのかが見えてきます。

なお、consumeはcon(完全に)とsume(取る)から成り立つ単語です。
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ラッキーアイテム探し [日々の暮らし]

街中を歩いているときには、あちこちに目をやりながら
街頭ウォッチングを楽しんでいます。
思いがけない物を見かけたときなど、本当にうれしくなりますね。
「今日はラッキー」と心の中で喜んでしまいます。

たとえば数か月前のこと。京浜東北線に乗っていたところ、
車窓から珍しい色の新幹線が見えました。そう、
「新幹線のお医者さん」と呼ばれる「ドクターイエロー」です。
線路内の電気設備などを点検する新幹線なのですが、
時刻表に運行時間が記されているわけではありませんので、
めったにお目にかかれません。そのとき同じ京浜東北線車内には
小さいお子さんたちもいたのですが、保護者の方が
スマートフォンに見入っており、子どもたちも気づかない様子。
「ドクターイエローがいるよ!」と近くの男の子に
話しかけようとも思いましたが、アヤシイ人になりそうなので断念。

一方、数日前に都内の駐車場で見かけたのは、赤い斜線の入った
ナンバープレート。いわゆる「仮ナンバー」というものです。
車検の無い自動車を公道で走らせるために付けられます。
これもそう頻繁に見かけるものではありませんので、
「わぁ、珍しい!」と思ったのでした。

他にも湘南新宿ラインに乗車中、自動アナウンスのはずが
東京駅手前では車掌さんが肉声で英語アナウンスをしたのも
珍しかったですね。

「非日常」に出会うと「ラッキー!」と思います。
こうしたラッキーアイテムをもっともっと探したいです。
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事務作業の工夫あれこれ [仕事]

デジタルの時代とは言え、まだまだ紙媒体はたくさんありますよね。
仕事用の資料をプリントアウトして読んだり、
クラスでの配布物を印刷したりという具合です。
完了したもの、未着手のものなど、複数の仕事をしていると
それだけで混乱しそうです。

そこで私は以下のような工夫をしています。

1.未配布のプリント:
たとえばクラス内で配布するプリントがあったとします。
私はもっぱらA4用紙を使います。通常、プリントをクリップ止めするときは
A4用紙(縦向き)の場合、左上にクリップを止めますよね。
上辺から下にクリップを差し込むという具合です。
ただ、私の場合、未配布のものであれば
A4の左辺から内側方向にクリップを止めるのです。
こうすることで、「まだ配布していない」という合図にしています。

2.未読の資料:
まだ読んでいない資料の場合、自分のもので書き込みができるもので
あれば、右上に「□R」と書いています。Rとはreadのこと。
読了したらを枠内に入れます。
一方、書き込みができない場合は、クリップを
やはり上記同様、左辺から内側に向けて差し込みます。
読み終えたら上辺から下へ向けて差し込むことで、
未読・既読の区別をしています。

3.あえてフォルダにさかさまに入れる:
複数のプリントをクラス内で配布する場合、
クリップ止めをしていても、どれが配布済みか
だんだんわからなくなってきます(一日に複数のクラスを
教えているとそうなってしまうのです・・・)。
そこで、配布済みのものはクリアフォルダ内にあえて
さかさまにして入れています。これで「配布済み」の合図です。

他にもいろいろと自分なりにトライしていることが
あります。また後日ご紹介いたします。
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コラム更新のお知らせ [各種連載]

「通訳者のひよこたちへ」第354回がアップされました。
タイトルは『原稿?万能ではありません』、
書籍紹介では"London's Secret Tubes" (Andrew Emmerson,
Tony Beard著、Capital Transport Publishing、2007年)
を取り上げました。

http://www.hicareer.jp/inter/hiyoko/354.html

どうぞよろしくお願いいたします。
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コラム更新のお知らせ [各種連載]

JACI・日本会議通訳者協会で連載中のコラムがアップされました。
「柴原早苗の通訳ライフハックス!」第2回です。
今回は手帳に関する話題をお伝えしています。

http://www.japan-interpreters.org/news/lifehack-shibahara2/

手帳をより効率的に使いたいとお考えの皆様に
少しでも参考になれば幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。
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意味も分からず歌っていた [英語]

小学校高学年から4年間暮らしていたイギリスでは、
現地の女子校に通っていました。英国国教会の学校です。

毎朝学校では礼拝が行われ、賛美歌を必ず歌っていました。
転入当初は英語が全くわからず、賛美歌も初めて。
でも音楽は好きでしたので、賛美歌集の音符を見ながら
なんとなーくハミング状態で皆と合わせていました。
そのうち歌詞も読めるようになり、堂々と歌えるようになったのは
うれしかったですね。英語がうまく話せなくても、
何とか歌えたというのは、私にとっての動機づけになったのです。

それでもキリスト教や聖書に詳しくなったわけではありません。
学校ではReligious Educationという授業科目もあったのですが、
私はそのクラスを免除されたのです。皆がそれを学習している間、
私は英語の個人レッスンを受けていました。学校側の配慮です。
少しでも早く英語力を身に付けてほしいということだったのでしょう。
Religious Educationとラテン語のクラスの時間帯に
英語個人レッスンは行われたのでした。

話を賛美歌に戻しましょう。

賛美歌の歌詞には有名な詩人のものもあり、
作曲はエルガーなどイギリス人作曲家のものも見られました。
夏の音楽祭「プロムス」で歌われる「エルサレム」なども
よく学校では歌っていましたね。

当時は歌詞の英語が全く理解できませんでした。けれども
大人になり、改めてこうした賛美歌を聞くと、
「なるほど、このような意味だったのか」と
合点のいくことがあります。

これは賛美歌に限らず、ポップスやロックの歌詞も同様です。
中高生時代に聞いていた曲の意味が今となって
ようやくわかってくると、うれしくなります。

こうして英語の勉強はいつまでも続きます。
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プレッシャー [仕事]

フリーランスで仕事をしている身にとって、
「約束を守ること」はとても大きいと感じます。
決められた時間に現地集合すること、
与えられた資料を読み込んでから臨むことなどは
その一部です。なぜなら通訳の仕事というのは、相手が期待していることを
パフォーマンスとして発揮して初めて評価されるからです。
つまり、ベストを尽くすことイコール約束を守ることと私は
解釈しています。

通訳者というのは、他の仕事と比べると時間給自体は高いかもしれません。
けれども業務当日までの準備すべてがこの中に含まれます。
勉強不足で力を発揮できなければ、実力不足とみなされ、次からは声がかかりません。
約束の時間に遅れたり、守秘義務を守れなかったりすれば、
評価は落ちます。業界の中で生き延びることはできないのです。
そのような厳しい世界だと自覚しています。

また、体調管理も仕事の一部と私は思っています。
「風邪を引いたから休みます」は言い訳にならないのです。
「電車が遅れているので集合時間に間に合いません」も通じません。
遅れないよう、相当余裕を持って自宅を出発する必要があります。

CNNの放送通訳では月曜日と土曜日の早朝シフトに私は
よく入っています。局入りは午前6時半です。
万が一、当日の体調不良や事故などの場合、
エージェントにとって代わりの通訳者を探すのは困難を極めます。

よって、とにかく遅刻しないこと。病気にならないこと。
ケガや事故に気をつけること。
こうしたことを意識しながら日々を送っています。

これらはプレッシャーでもあります。
けれども良き仕事をするためには、毎日を丁寧に生きることが
大事になるのでしょうね。

そのように思いながら、次のシフトに備える日々です。
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ヘンリー王子ご成婚 [仕事]

本日日本時間の夜にイギリス王室のヘンリー王子が
女優メーガン・マークルさんと結婚されます。
日本でもBS日テレで生中継予定です。

http://www.bs4.jp/shinsou/oa180519.html

中継は他にもNHK-BSやBBCワールドでも行われます。
また、CNNjでは朝から特番が放送予定です。私も一部の
番組でシフトに入っております。

ご関心のある方はぜひ!
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あの人が何歳の時? [日々の暮らし]

先日、明治大学・齋藤孝先生の本を読んでいた際、
教育に関する名言に出会いました。いわく、
「教育とは憧れに憧れる関係性」なのだそうです。
教師は学問に憧れ、その喜びを教え子に伝え、
教え子はその教師に憧れて学び励む、ということになります。

師匠というのはご存命でもなくて良いと私は考えます。
これまでに読んできた本の著者が憧れとなれば、
それも十分学びの動機づけになるのですよね。

私も自分の人生において理想とする人、憧れる人が
何人かいます。中でも繰り返しその著作を読み直すのが
精神科医の神谷美恵子先生です。

本だけではありません。
「もし神谷先生がご存命だったらどのように思われるか?」
「もし先生が私の立場だったらどうされるか?」
などと考えることもしばしです。

ちなみに私は歴史的建造物の説明を見た際、
それが作られた年に注目します。その年に先生は何歳だったのだろう、
と考えてみるのですね。たとえば先日、都内で見かけた
説明文には「昭和5年設立」とありました。
昭和5年とは1930年です(25を足せば良いので計算しやすいですよね)。
神谷先生は1914年生まれ。つまり、先生が16歳の時に
できたということになります。

このようにして歴史をとらえてみると、グンと身近に思えてきます。
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「世界へ発信!英語術」を担当しました [各種連載]

本日アップロードされたニュースの翻訳・解説を担当
しております。お時間がありましたら、ご一読いただければ幸いです。

https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/n180517.html

「ハワイ島キラウエア火山が噴火」というニュースです。
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