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アドバイスの求め先 [日々の暮らし]

実家にいたころの私はずいぶんとグチグチ人間でした。
父の帰宅が遅かったこともあり、家にいるのは母と私だけ。
学校に通っていたころは人間関係の悩みを、
会社に入ってからは仕事における迷いを
毎晩夕食時に私は吐露していました。

気が付けばもう寝る時間というぐらい話を聞いてもらった
こともありましたね。あの頃は母も母なりに人生における
課題に直面していましたので、今にして思うと共依存で
あったのでしょうね。

その後、実家を離れて自分の環境も変わり、また、
色々な本を読んだり素晴らしい方に出会えたりということが
ありました。そのおかげで、私自身、グチグチするより
行動をとっていこうという気持ちにシフトしていった
ように思います。でも、すぐに完璧に出来るように
なったわけではなく、それどころか、逡巡する状態は
年月を経た今でも続いています。

さて、今日は「悩んだとき誰にアドバイスを求めるか?」
というお話です。

助言を得たいとき、誰に話そうかなと考えますよね。
親友、家族、専門家、恩師など、色々な方を
思い浮かべることでしょう。

私は最近、誰かに相談をする際、以下が大事なのではと
考えるようになりました。

1.私の気持ちを理解し、寄り添い共感し、聞き上手である

2.必要以上にアドバイスをしてこない

3.私と同じことを経験したことがある

この3点です。

とは言え、「3.私と同じことを経験したことがある」は
相手が私の人生を生きていない以上、
求めるのは厳しいでしょう。でも、経験者にしか
わからないこともあると思うのですね。

つまり、同じ体験をした人は、こちらの心の痛みも
手に取るようにわかります。不要な声掛けや助言などせず、
ただただ寄り添うことができるのです。

人は悩みに直面すると一番身近にいる人、具体的には
肉親に聞いてもらいたくなると思います。私がそうでした。

でも、肉親に相談した結果、「私の気持ちを理解して
もらえなかった」という展開になることもあります。
その時の悲しさというのも大きいのですね。

なぜなら「肉親だから、こういう反応をしてくれるはず」
とこちらは期待してしまっており、そのようにならなかった
というのは、とてつもなく残念だからです。

世の中には人間関係や仕事、家族のこと、勉強などについて
悩んでおられる方が多いと思います。

誰に自分の気持ちを聞いていただくか。

その人選を自分なりによく考えていくことが、
結局は自分への癒しになるのかな、と私は最近考えています。
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