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奇石趣味 [日々の暮らし]

「え?奇跡の間違いでは?」
そんなことはありません。「奇妙な石」の「奇石」です。

この言葉に遭遇したのは「東京国立博物館ニュース」
2019年6-7月号です。たまたま大学のラックにあったので
頂いたところ、実に興味深い内容でした。

奇石趣味というのは、中国においてのことで、
「奇妙な姿の石を好む」という趣味を指します。
ネットで調べてみると、そうした石のコレクターも
いるそうです。東博の文章によると、

*宋の米芾(べいふつ)あたりが始めたもよう
*東博・東洋間で8月4日まで展示されているのが
中国・清時代(19世紀)の「鶏血石硯山(けいけつせきけんざん)」

この作品写真を見ると全体的が赤くなっています。
これは石に含まれている硫化水銀の成分だそうです。
赤を鶏の血に見立てているので、この名前となりました。

画像がありました:

http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/355908

奇石コレクターについての記事もネットにありました:

https://forbesjapan.com/articles/detail/17202/1/1/1

米芾については以下に出ています。日本語では「べいふつ」ですが英語ではMi Fuです:

https://en.wikipedia.org/wiki/Mi_Fu

ニュースレターのおかげで、未知の世界に触れることができました!
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