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チャックからまたまたそれました [英語]

先日のこと。ナッツとプルーンを使ったパスタ料理の
レシピを見つけたので、早速材料を買い、作ることにしました。
その際にふと目が行ったのが、パッケージに書かれていた
「チャック」という言葉です。

最近の商品にはチャックが付いていますよね。
残ってしまっても、わざわざ輪ゴムやクリップを出さずに
そのチャックを閉めれば良いだけという仕組みです。
本当に便利です。小麦粉、抹茶、小魚、ふりかけなど、
多くの商品にこのチャックは付いています。

で、仕事柄なのでしょうけれども、すぐ考えるのは
「チャックって和製英語?」という疑問でした。

早速辞書を引くと、やはりその通りでした。
「ジッパー」の英語はzipper、fastener。
機械用語にchuckはあるのですが、こちらは「旋盤のつかみ」です。

調べていたついでにわかったこと。
それは「chuckにはたくさんの語義がある」ということでした。
そう言えばアメリカの民主党議員にChuck Schumerさんが
いますよね。ChuckはCharlesの愛称です。

けれどもランダムハウス英和辞典のChuckの語義には
こうも出ていました。

「(通称軽蔑的)白人;白人社会(文化、価値体系)」

ええ?なぜ人名なのにネガティブな意味まで?
うーん、複雑です。

でも考えてみたらRobertのニックネームはRobですが、
robには「強奪する」という意味もあります。
Jack(ジャック)は「無礼なやつ」という語義が、
Nick(ニック)はOld Nickという意味もあり、これは「悪魔」です。
Fred(フレッド)には「さえない男」という語義も。

日本では名前を付ける際、ネガティブな漢字は使わないのが
一般的です。ですので余計、西洋の名前でこうした
マイナスなことを連想できてしまうと、「一体なぜ?」と
思ってしまいます。

・・・というわけで、今日もナッツのチャックから
人名にまでつながったのでした。
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