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常に最善策を考える [日々の暮らし]

長年この仕事をしていると、絶好調というときもあれば、
何をどうやっても今一つという時期があります。
たとえば、精一杯通訳の準備をしたものの、
ことごとくヤマが外れ、現場では苦し紛れの訳出を
ひたすらしていたというケースも私の場合はありました。
非常に落ち込みますし、仕事を終えてからの足取りも
重くなり、自分の力不足を心の中で嘆くこともあります。

その一方、体調は今一つなのになぜか訳語がポンポン出てきて
自分でも驚くことがあります。普段の会話で使わない言葉
であるにも関わらず、肝心の場面でぴったりと合致した
表現を使えると、やりがいを感じます。

このような具合で山あり谷ありなのです。
これは誰にでも起こり得ると思います。

よって、低迷期だからと言って悲観するのは
あまりにももったいないですし、かと言って
自分の力を過信し過ぎても危険です。
常に自分のパフォーマンスを客観的に眺め、
反省すべき点は反省し、次につなげるのみとなります。

このようなメンタリティを要する仕事をしてきたからなのか、
日常生活でもなるべくそうしたスタンスで
生きていきたいと私は考えるようになりました。

たとえば、相変わらず続く関節痛。

日常生活に支障はないのですが、時々痛むことがあります。

昔の私であれば、おそらくこう思ったでしょう。

「あれほど体力に自信があったのに、なぜ今さら?
睡眠も栄養も気を付けているのに、どうして私だけ?」

こんな感じです。ネガティブ思考に陥り、もっとひどくなると
自分より元気な人を見ては「いいなあ、私も本来で
あればあのようにアクティブだったのに」と
うらやむようになります。

けれども、やはりこれも百害あって一利なし。
「文句+妬み=状況の劇的改善」では決してないのです。

ではどうするか?

文句を言う時間はとにもかくにも「もったいない」の
一言に尽きます。自分なりに最善策を考えて実行するしかないのです。
関節痛であれば、

*早めに病院に行く、診察してもらう、薬を飲む
*今まで以上に体をいたわる
*体に負担のかかる運動は勇気をもって休む
*リハビリにつながる運動があるならば(例:プール)それにチャレンジする

といった感じでしょう。

「何で私だけ?」と思ったところでストレスがたまるだけです。
モヤモヤ感が増えれば私の場合、食に逃げ、
体重が増えてさらに自己肯定感ダウン・・・となってしまうのが
目に見えています。

だからこそ、文句を言う暇があるのなら改善策を考えるべきなのです。

「改善策をあれこれ思い浮かべるのも、
これまた頭の体操になり、工夫につながる楽しい作業だなあ」と
私は言い聞かせています。
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