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英語力以上に雑学力! [仕事]

まだまだ続くイギリスのEU離脱問題。
先週末にはロンドンで100万人規模のデモが起きました。

BBCのサイトでは空からとらえたデモの様子が動画で
アップされています。議事堂からトラファルガー広場、
ピカデリー通りを経てハイドパークに至るまで
人、人、人だらけです。ここまでの規模のデモは
おそらく史上初なのではないでしょうか?
この時期、偶然にもロンドンを旅行している人たちは
歴史的瞬間を間近で目撃できたと同時に、
名所旧跡に出かけるのも一苦労だったのではと想像します。

もはや私自身、何が今EU離脱で争点になっているのか、
どういう内容の案をどう採決しているのか、
追いきれなくなりました。とにもかくにも「大混乱」の
一言に尽きるのでしょうね。CNNのクエスト記者自身、
番組内で「ワケわからん!」といった発言を
していたほどです。

政治的内容はさておき、デモそのものに目を向けてみると、
これはこれで一大ショーのような感じです。
中でも笑えたのが、ユーモアのセンス満載のプラカード。
こちらのサイトでは「ベスト28」と題して紹介しています。

https://inews.co.uk/news/brexit/brexit-march-30-funniest-placards-put-it-to-the-people-demo-london/

冒頭のcabinet(内閣、キャビネット)とイケアを
かけたのは秀逸です。一方、画面中ほどにある
"IF EU LEAVE ME NOW"はシカゴの1976年ヒット曲「愛ある別れ」の
替え歌です。その下の、"HEY, REES-MOGG"の絵は
1979年のピンク・フロイドのヒット曲「アナザー・ブリック・
イン・ザ・ウォール」が元ネタです。
さらにその下はムンクの「叫び」ですよね。
また、「高慢と偏見」「分別と多感」など、英文学のタイトルと
かけたものもあります。

このようなユーモアも、元ネタがわかれば大いに笑えます。
こうなると、語学力以上に雑学力も大事になってきます。
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