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人生100年時代に向けて [日々の暮らし]

日経新聞の月曜朝刊には、若い人向けの記事が掲載されています。
池上彰さんの東京工業大学レクチャーのエッセンスもありますし、
教育全般についての特集もあります。

10月22日は脳科学者・茂木健一郎さんのインタビューが出ていました。
「人生100年時代の備え」というタイトルです。
平均寿命が延びる中、私たちはどのように生きていくべきか、
実に興味深い内容でした。以下、印象的だった文章を
引用します。

*****

「(銀座のすし店「すきやばし次郎」の
小野次郎さんがミシュランの星を獲得したことについて)
最初から成功を求めてそうしたわけではなく、
生きる喜びを味わってきた結果が高い評価につながった」

「仕事で成功を収めることも大事ですが、
幸せに生きるにはそれだけが正しい道ではない」

「有名か無名かは幸せとはまったく関係がありません」

「自分を卑下したり、背伸びしたりすることは不要」

*****

茂木氏によれば、人は誰かのために何かをすることと、
自分のためにすることを同じようにうれしいと感じるのだそうです。
つまり、他者を幸せにすることが、自分の幸せにつながる
というわけです。

ちなみに英語で「利他主義」はaltruismと言います。
語源はイタリア語のaltrui(他の人々)がフランス語に転じて
それが英語となりました。辞書の語源解説をさらに
読み進めると、このaltruiとalternativeなどのalterの
部分は同じのようです。
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