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重量挙げ並みの負荷 [仕事]

以前ご一緒した先輩の通訳者の方から興味深いお話を伺いました。
いわく、通訳者が通訳をする際に体にかかる負荷は、
本番中の重量挙げの選手並みなのだそうです。

確かに言われてみれば思い当たることがあります。
通訳業務を依頼された時点で予習が始まりますので、
本番当日までは勉強三昧で緊張感が続きます。

さらに現場へ行き、打ち合わせをしているうちに
「自分の予習はこれで良かったのか?」と私など
迷いが出ることもあり、緊張感がさらにアップ。
登壇者と話をしていると「うーん、結構訛りが強い人かも」
「日常会話がこれだけ早いとプレゼンも早口かなあ」と
不安になります。ここでさらに心臓がバクバクに。

会場へ案内されてブースに入ると、眼下には
巨大なホールが。数百人規模の国際会議の場合
「うわっ!あれだけの方々が同時通訳レシーバーで
私の通訳に耳をかけるのか。間違えたらどーしよー?」と
思います。それでまたもや動悸が早くなります。

本番になれば耳から入る英語を一言一句聞き漏らすまいと
緊張し、声を出し続けるので脳天から腰までガチガチに
固くなります。

このような感じで一日を終えるのです。

私自身、重量挙げ選手ほどのウェイトをつけたことは
もちろんありません。それでもスポーツクラブの筋トレレッスンで
それなりの重さをつけると、レッスン終了時にヘロヘロに
なってしまいます。

となると、ますます「メンテナンスも仕事のうち」なのですよね。
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