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偏見無しで見るには [日々の暮らし]

先日シフトで入ったCNNで、北朝鮮に関する
特別ドキュメンタリーがありました。
CNNのWill Ripley記者は、アクセスを
北朝鮮当局から許されている数少ない
西側ジャーナリストです。平壌だけでなく、
地方にも足を運び、現地の様子を映像でとらえていました。

どのような国にも一般市民の生活があり、
街の光景があり、美しい自然や文化、伝統が存在します。
「ニュース」になるのは、大抵の場合、
事件や事故など「負」の部分です。
そうした映像からだけでは、普通の暮らしがどうなのかは
なかなか想像できないのですよね。

私は地図や写真集を眺めるのが好きで、よく
図書館から借りてきます。シリアやパレスチナ、
イラクやアフガニスタン、旧ユーゴなどの
本を読むにつけ、自分がそれまで画面で見てきたのは
全体像のごくごく一部にすぎないと痛感します。

ニュースで見聞すると、ついその国や地域に対して
不安感や、場合によっては恐怖感を抱いてしまいます。
直感的な反応が「怖い」という一言になってしまうのですね。

偏見無しに見たいからこそ、報道されることは少し脇に置いておいて
写真集や地図、絵本や昔話、その国を舞台にした
小説などを読むことが大切だと私は考えています。
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